万歩計

万歩計を買いました。

周りの人からスマホに付いているのにと言われながら「ガラケーなんです」とも言えず、ア
マゾンで買いました。

普段は何歩ぐらい歩いているのか想像もしませんでしたが、3,000~4,000歩ぐらいかな
と思っていました。

装着した初日、たまたま電車移動が多く、日頃より歩いた感じがあったのですが、結果
は驚きの12,000歩でした。

次の日も10,000歩で「けっこう歩いてるな」と自分で感心していました。

ところが車移動中心で、会議の多い日は5,000歩に急降下。

ちなみに休日に付けてみると、なんと2,000歩。

あわてて犬の散歩を長めにとり、5,000歩まで達成しました。

最低5,000歩以上で、できれば10,000歩を目指したいと心に決めました。

すると積極的に階段を利用したり、少しの距離なら歩こうとしたり、歩くことに対して意欲
的になっている自分を発見します。

普段、なかなか運動する時間がとれなかったりするので、万歩計を利用した健康法が自
分に一番合っているような気がします。

場違いな二人

先日、旧友のK氏から久しぶりに電話があり、ディナーの無料チケットがあるので行かな
いかという誘いをうけました。

有効期限が5月末日までなので、お互いのスケジュールの合う日を設定し、行くことにな
りました。

場所は神戸の北野、中庭の美しいおしゃれなレストラン。

周りのお客さんは全てカップルで、男二人は完全に浮いています。

その時、昔のある光景がフラッシュバックしました。

かれこれ二十数年前の事です。

そのK氏からボトルキープの期限がもうすぐ切れるので、飲みに行かないかと誘われまし
た。

場所は梅田の高層ビルのレストランパブ(この言い方も古い)

予約なしで行ってみると、席は空いているがメニューは二人用のスペシャルディナーセット
のみしかやってないという。

ボトルキープしたお酒を飲むのが目的だったので、仕方なくそれをオーダーしました。

それが間違いの始まりでした。

店内はいつもより暗く、各テーブルにキャンドルの灯りがともっています。

周りのお客さんは全てカップルで、男二人は完全に浮いていました。

その日は2月14日、バレンタインデーナイトだったのです。

運ばれてくる料理は「二人のために」ハートや星形をふんだんに使ったロマンティックな料
理の数々。

完全にアウェーな私達に衝撃の一言が・・・

「今日の二人を記念して、ポラロイドフォトサービスをしています」

ぎこちない男二人の笑顔が写真におさめられました。

そんな日に入った私達が悪いのか、店のマニュアルすぎる対応が悪いのか、わかりませ
んが若い日の思い出の1コマです。

今後、K氏からの誘いは居酒屋にしようと心に決めました。

盆栽という小宇宙

先日、盆栽展に行く機会がありました。

そこには、数々の盆栽展で受賞した盆栽が一堂に展示されておりました。

所有者が丹精込めて手入れした銘木の数々をみていると、心が洗われるようでした。

盆栽というと松を思い起こしますが、松以外にも花の咲く梅や桜、実のなるカリン、サクラ
ンボ、雑木のケヤキ、モミジ等、様々な種類があります。

盆栽の魅力は、野外でみられる大木の姿を鉢の上に縮尺して再現することにより、小宇
宙を作り出すことだと思います。
 
実際によくみてみると、木をそのまま小さくしたミニチュア版のようなもので、とてもかわい
いです。

自分でも育ててみようと思い、近くの盆栽専門店に行きました。

たくさんの中から、心引かれる一つの盆栽がありました。

マツの仲間の糸魚川シンパクという種類で、高さが20cm以下の小品盆栽です。

でもこんなに小さくても樹齢20年以上で、盆栽の世界では若い方です。

立派な盆栽は100年以上経っているものも多く、400年というものもありました。

そのような盆栽は一人で育てられないので、引き継がれて育てられているということになり
ます。

盆栽愛好家であった三代将軍 徳川家光の盆栽が宮内庁で育てられているという話は、歴
史の重みを感じざるを得ません。

人間より長い時間を生きる盆栽。

世界中の人々を魅了する理由が少しわかった気がします。

狩野山楽・山雪

先日、京都国立博物館で開催されている「狩野山楽・山雪展」に行ってきました。

「京都の狩野派は濃い。」というキャッチフレーズで宣伝されていたので興味がわいてい
ました。

京都国立博物館は絵の説明書き(キャプションというそうです)が面白いので、大変人気
があります。

それほど絵に興味がなくても、そのキャプションで説明している時代背景、人物描写、作
者の思い等を想像し、絵をぼんやりとながめているだけでその時代にタイムスリップした
ような気がします。

山楽・山雪の生きた時代は桃山から江戸への過渡期。

豊臣か徳川か、どちらを支持するかで後の人生が大きく変わる激動の時代でした。

元々、武士の子であった山楽は豊臣秀吉に見いだされ、当時の秀吉の絵師 狩野永徳に
入門しています。

その後、永徳と共に織田信長、豊臣秀吉に仕え、永徳の死後、狩野派を支える立場とな
っていきます。

しかし、秀吉の死後、徳川家の時代になると豊臣残党狩りの標的となり、命を狙われてし
まいます。

その時に公家の九条幸家と徳川二代将軍 秀忠の助命活動により、九死に一生を得たそ
うです。

時代を生き延びた狩野派は、永徳の直系筋の江戸狩野派と門人筋である山楽・山雪の
京狩野派に分かれ、それぞれが独自の画風を確立していきます。

江戸狩野派の墨の濃淡を使い分け詩情豊かな画風に対し、京狩野派は秀吉が愛した豪
壮華麗な画風です。

関東と関西の好みの違いは、この時期に確立されたのではないかと思います。

大人の女の寿司選び

先日、寿司屋に行って何から食べるかという話題で盛り上がりました。

いろいろと聞いてみると個性があっておもしろいです。

寿司屋といっても回転寿司から高級寿司までありますが、地域によってネタが違うのも寿
司屋の特長でしょう。

しかし、何から食べて何で締めるというのは、ある程度決めている人が多いので興味深い
です。 

ちなみに私は、カンパチから攻めて、エビ、中トロ、イカ、穴子、平目、ウニといって、玉子で
締めるというパターンで、自分なりにあっさりとこってりを交互に食べるというルールを決め
ています。

シマアジやコハダがあれば思わず食べてしまいます。

サーモン、玉子、マグロを集中的に食べる人もいて、子供みたいだと周りから言われてい
ました。

その時、大人の女性が言いました。

「私は赤貝から食べて、赤貝で締める」

「な、なんと・・・赤貝ですか・・・」

私は少し貝類が苦手で、鳥貝かホタテ(貝柱)ぐらいしか食べないのでとても意外でした。

しかし次の日、たまたまみていたテレビ番組で女優さんが言ってました。

「寿司ネタで好きなのは赤貝!」

その日以来、寿司屋で赤貝を注文する人に注目しています。

永遠の0(ゼロ)

最近読んだ本の中で一番良かった本は、間違いなく「永遠の0(ゼロ)」です。

2006年に刊行され、100万部を突破した大ベストセラーなのに今まで読む気になれません
でした。

理由はいくつか思いあたります。

作者の百田尚樹氏は昔、「ラブアタック」という番組にみじめアタッカーとして常連のめちゃ
くちゃおもしろい青年で、現在は関西の高視聴率番組「探偵ナイトスクープ」の構成作家と
して有名であったので、シリアスな小説はいまいち読む気になれなかったのだと思います。

しかし、読んでみると作者の印象とは全く違う世界が広がっており、これから読まれる人も
作者の経歴、外見等の情報を調べずに読まれることをおすすめします。

内容は太平洋戦争時の零戦パイロットの生き様の話で、あの戦争で死んでいった人々の
心情がよく表されています。

特に戦争末期の特攻隊で若い命が次々と失われていく無念さは、胸がはりさけそうになり
ます。

なぜ、戦争で生き残った人たちが多くを語らないのかもよくわかりました。

今の平和な日本がこの人たちのおかげであるのだと改めて痛感します。

戦争を知らない私たちの世代やもっと若い人に是非知ってもらいたい話です。

本を読むのが苦手な人も、V6の岡田准一や三浦春馬、井上真央、吹石一恵等、豪華キ
ャストで12月に映画として公開される予定なので、一食抜いてでも観る価値はあると思い
ます。

オーストラリア人の友人

先日、近所に住むオーストラリア人の友人から突然電話があり、オーストラリアに帰ること
になったと告げられました。

私はしばらく沈黙したあと 「そうか、元気でな」 と言うのが精一杯でした。

彼は元来、陽気なタイプでよくしゃべります。

彼は外国人特有の少しオーバーな表現で 「呉本さんと知り合ってとても幸せだった。あな
たとその家族の幸せを願っている」 と静かなトーンで言いました。

「私もそうだったよ」 と返しましたが、彼の無念さが痛いほど感じられ、そのあとはうまく言
葉が出ませんでした。

彼は20年ほど前に来日し、日本人の妻と共に英会話教室をはじめました。

私は18年ほど前からその英会話教室に通うようになり週一回、彼の授業を受けていまし
た。

授業といっても年も近く、陽気な外国人なのでテキストなどは使わずに何げない世間話を
して60分過ごしていました。

だから彼の性格、考え方、人生、生活などはよく知っていましたし、先生というより友人の
ようでした。

その彼が5年ほど前から体の調子をくずしていました。

そして私も仕事が忙しくなって、1年ほど前にその英会話教室をやめました。

それ以降、彼とはあまり会う機会がなくなりました。

突然帰国するという電話にそれほど体の調子がすぐれないのかという想いが先行し、聞き
たい質問をのみ込みました。

オーストラリアで治療し、元気になって日本に帰ってこれること祈るばかりです。

縮んでいくビル

以前、浅草に出張に行くたびに東京スカイツリーがだんだんと出来上がっていく様子を楽
しみに見ていました。

大阪でも「あべのハルカス」が建設中で、昨年に最終的な高さとなる300メートルに到達し
「横浜ランドマークタワー」を抜いて日本一の高さのビルとなりました。

タワーやビルがニョキニョキと建っていく様子はとてもおもしろいです。

しかし、東京赤坂では反対の現象が起きています。

ビルがだんだんと縮んでいっているのです。

これは「赤坂プリンスホテル」の解体工事で、大成建設が開発した新解体工法「テコレップ
システム」というのが採用されているからだそうです。

原理は既存の最上階の屋根をふた代わりに使い、各フロアをジャッキで支えながらビルを
上から解体する仕組みだそうで、ビルがどんどん縮んでいくように見えます。

この工法は、従来の解体工法の部材の飛散、落下、騒音、振動といった問題を大幅に改
善するそうです。

だんだんと縮んでいくので、となりのホテルニューオータニが大きくなったような錯覚さえお
ぼえます。

今でもかなり小ぶりになった印象ですが、最終的に超ミニサイズになった時はどんなだろう
と想像するとワクワクします。

出張に行く楽しみがひとつ増えました。

寒さに慣れた?

大寒も過ぎ、寒さが本格化する季節がやってまいりました。

大阪も連日、寒さが厳しいのですが、今年の私はあまり寒いとは感じておりません。

思いあたるふしがあります。

今年はじめての出張は、1月9日からの札幌出張でした。

この一番寒い時に例年、サンダルの展示会が開かれるのです。

札幌に着いてみるとマイナス10度でした。最高気温もマイナス5度という、顔が痛くなる寒さ
でした。

雪もけっこう積もっており、街中が銀世界でした。

北海道内のお客様が集まる展示会だったのですが、皆さんが口をそろえて言うのは「今年
の冬は異常なほど寒い」といったものでした。

特に旭川等の内陸部は1月3日に嵐のような日があり、JRやバスが軒並みストップするな
ど猛烈な雪と風だったそうです。

商売どころではなく、生きていくだけで精いっぱいのような話でした。

そのような強烈な北海道の寒さを体感すると、体が少し慣れたのか零度ぐらいではへっち
ゃらになってきたような気がします。

このままなんとかカゼをひがず、この寒さを乗り切りたいと思っています。

ハートに火をつけて

先日、出張帰りの飛行機で機内サービスの音楽を聞いていました。

その中の一曲になぜか心を打たれ、頭から離れなくなりました。

帰ってネットで調べてみると、9㎜ Parabellum Bullet (キューミリ・パラベラム・バレット)
という日本のロックバンドで曲名は「ハートに火をつけて」というタイトルでした。

You Tube でみると、激しく暴れながらギターを弾いているのですが、そのテクニックがす
ごいのです。

このように弾けたら気持ちがいいだろうなと思わせる曲です。

そのせいか「弾いてみました」という素人のギタリストやベーシストの動画がたくさんYou
Tube にアップされていました。

今さら練習して弾こうとは思いませんが、歌ってみたいという思いはあります。

しかしながら、オジサンが熱唱している姿はドン引きです。

家や車の中で歌っていても周りの目が気になります。

この曲は誰もいないところで一人で歌いたいのです。

そうか!そんな人のためにヒトリカラオケ(通称 ヒトカラ) があるのか!と新たな発見をしつ
つ、勇気が出ないのでヒトカラに連れて行ってくれる人を探しています。