実は、きゅうりが嫌いです。

子供の頃からきゅうりが嫌いで食べられませんでした。

なぜ、嫌いなのかと聞かれても明確な根拠や理由を述べる自信は
ありません。

ただ、味や臭いが口にあわないのです。

そう思うと、人の好き嫌いというのは論理的ではなく、感覚的な
もので、理由はないのかなと思います。

先日、きゅうり好きな人が、「きゅうりのおいしい理由」を一生
懸命に私に説明してくれましたが、全然納得がいきませんでした。

それは、まさしく論理的に理解するものではなく、感覚的に合う
か合わないかという世界のものだからだと思います。

夏は、きゅうり嫌いにとって危険な季節です。なぜなら夏野菜と
いうことで、いたるところに予告なく出現することがあるからで
す。

特に、細かく刻まれたきゅうりが食材と共に混ぜられていたら絶
望的です。

それらを排除することが困難であるし、すでに食材全体にきゅう
りの味と臭いが絡み合ってしまっているからです。

夏の大好物の1つに、冷やし中華があるのですが、もちろんオー
ダーする時に「きゅうり抜きで」を忘れずに言います。

ある時、一緒に食事をしていた人が「きゅうりが嫌いなのですか
、冷やし中華はきゅうりがメインなのに」と言われました。

ええ~、冷やし中華はきゅうりがメインだったのかと衝撃を受け
ました。

私はメイン抜きで冷やし中華をずーと食べてました。

それで冷やし中華好きと言えるのか、しばし悩みましたが、おそ
らく私はきゅうりの入った正統派の冷やし中華の醍醐味を味わう
ことはないでしょう。

でも、私はきゅうり抜きの冷やし中華が大好きなので食べ続けた
いと思います。

雨が降りそうな時の靴は?

大阪は、梅雨入りしてから本格的な雨は降っていないようです。

雨が降らないと水不足が心配されますので、もうそろそろひと雨
ほしいところです。

さて、女性にとって雨降り用の靴は悩みのタネであります。

朝からドシャ降り雨なら、レインシューズや多少汚れてもかまわ
ない靴の出番となるでしょう。

しかし、雨が降りそうなビミョーな天気の時はどのような靴を履
けばいいのか迷ってしまいます。

まして、人と会う予定があり、おしゃれをして出掛ける時は服と
靴とのバランスは気になるところです。

弊社が最近発売したサロンドグレーオールウェザーシューズはシ
ンプルなデザインのヒールパンプスが中心でコーディネートしや
すいのが特長です。

又、撥水性のある素材を表面に使用し、裏面にも水の侵入を防
ぐフィルムを貼っていますので多少の雨は大丈夫です。ただミシ
ン目等から雨がしみこむことも考えられますので完全防水ではあ
りません。

少し宣伝っぽくなってしまいましたが、雨が降りそうな時の靴の
悩みに少しでもお役に立てればと思い開発致しました。機会があ
れば是非お試しください。

エスカレーターでの立ち位置

最近よく出張に行きますが、エスカレーターでの立ち位置が大阪
とは違います。

大阪では、進行方向に向かって右側に立ちますが、東京では左側
に立ちます。

その他の都市でも、東京と同じように左側に立つルールが確立さ
れています。

いつの頃から、このようなルールが暗黙のうちにできてしまった
のか定かではありませんが、急いでいる人にとってはありがたい
ルールだと思います。

人の流れに身をまかせていると、それほど右か左か迷うことはな
いのですが、自分の前方に誰もいないと一瞬どちらに立てばいい
のかわからない時があります。

いちばん興味深い場所は、東京から帰ってきた時の新幹線の新大
阪駅です。そこは2Fがホームになっていて、1Fの改札口へ降り
るエスカレーターでは必ず立ち位置が全員左側(東京ルール)な
のです。

しかし、改札を出て地下鉄へ降りるエスカレーターでは全員右側
(大阪ルール)に立っています。それも何の違和感もなく体が反
応して、数十秒の間に体内時計を大阪モードに変えていっている
ようです。

私はこの瞬間が実は好きです。大阪に帰ってきたことを実感する
からです。

もし、新大阪駅でヒマをもてあますことがあればエスカレーター
をチェックしてみてください。

犬のシッポ

犬がペットとして人気が高いのは、シッポのせいではないかと個人的に
思っています。

喜んでいる時はシッポを振り、怖がっている時はシッポを隠すといった
感情がこれほどまでに表にあらわれる動物は犬以外にはないような気が
します。

だから、御主人様にシッポを振り振り、寄り添ってくる姿は素直で従順
なペットを求める人間にはうってつけだと思います。

もし、人間に犬のシッポのように感情が表にあらわれるものがあれば歴
史はどうなっていたのでしょうか?

正直な感情が周りにわかると、いいこともあるけれども都合の悪いこと
もたくさんあるような気がします。

日本も含め世界の歴史は権力をめぐる戦いの歴史といっても過言ではあ
りません。

そこでは策略を巧みに行う策士的な人が活躍し、たびたび歴史を動かし
てきました。

しかし、シッポがあれば人を欺くこと自体が不可能であるので、過去の
歴史は大きく違っていたものになっていたでしょう。

又、恋愛面でも大きく変わっていたのではないでしょうか?

相手の想いがわからなくて辛い思いをしたり、自分の想いを悟られない
ように演技したりすることもなくなっていたでしょう。

そのような微妙な心の動きを題材にした小説や映画は共感を得られない
ので作られなかったでしょう。

恋愛面では、よりストレートでダイナミックな展開をしたのではないか
と思います。例えば合コンなどは5分で終了となるでしょう。

もし、そうなっていればやはり味気のない世界になっていたでしょう。

人の感情の奥底は「わからない」から興味がわき、そこに様々なドラマ
が展開されるのだと思います。

ファッション業界、美容業界等はそのドラマの演出には欠かせないもの
です。

私達の靴も、ささやかながら力になれればと、いつも思っています。