マンダラチャートとは9×9の81マスで構成される目標達成シートです。
81マスの一番中心に自分の「成し遂げたいこと」を記入し、そのマスを囲む8つのマスに「成し遂げたいこと(目標)」を達成するために必要な「8つの要素」を記入します。
その「8つの要素」を外側の枠に置き、それぞれを囲むように「8つの行動目標」を記入していきます。
そうすることによって最終目標達成に向けてどのような行動が必要であるかが具体化されるのです。
大リーグで大活躍している大谷翔平選手が高校1年生の時に書いたマンダラチャートがすごいのです。
1番中心の「成し遂げたいこと」は「ドラ1・8球団」です。なんと高1の時に8球団からドラフト1位指名を受けることを目標としていたのです。
その目標を達成するための「8つの要素」は「キレ」「コントロール」「体力づくり」などが書かれていましたが特筆すべきは「運」を要素の一つとしている点です。
「運」の周囲に書かれた行動目標は「あいさつ」「ゴミ拾い」「部屋そうじ」「道具を大切に使う」「審判さんへの態度」「プラス思考」「応援される人間になる」「本を読む」の8つです。
運を掴むために行うのではなく、このような行動が運を呼ぶ込むと考えたのでしょう。
大スターになってもおごらずに常に努力し続ける姿勢はこのマンダラチャートの行動目標の地道な継続が礎になっているのだと思います。