先日、英会話学校の先生が今年の目標は何かとおもむろに聞いてきたので「チャレン
ジすることだ」と答えました。
いつも冗談ばかり言っている先生ですが、その日はいつになく真面目な口調で語りだ
しました。
「目標を持つことはとても重要なことだ」「その目標に向かって努力し続けることが大事
である」「その向上心こそが人生を活性化させるのだ」等々。
共感すること多かったので「フムフム そのとうりだ」と返答しました。
「英語学習も一緒だ」「何か目標をもってやらないといけない・・・」と静かな口調で言う
先生。そして小さな紙片を私の前に差し出しました。
「TOEIC試験申込書」と書いてあります。
「こ、これは・・・」
昨年の夏に悶絶しながら受けたTOEIC試験の申込書でした。
いつになく真面目なこと言う先生の理由がわかりました。
この状況で受けないというわけにはいかず、さりとて「じゃ受けます。」と簡単に承諾で
きるほど予想されている苦しみは浅くないのです。
「一週間だけ考えさせてほしい・・・」と言うのが精一杯でした。
振り返るとその一週間は「自分の弱さ」との闘いであったような気がします。受けても受
けなくても仕事や生活に何ら影響がないので「受けない理由」が頭をもたげます。「忙し
い」「前回よりスコアが悪かったらどうしよう」「それ以前に、いいスコアをとったところで
何になるだろう」・・・
でもやっぱり受けることに意義があり、それに向かって努力することに意味があるのだと
自分を鼓舞し、受けることを伝えました。
試験日は3月13日(日)に決定。
苦悶する日々がしばらく続きそうです。