狩野山楽・山雪

先日、京都国立博物館で開催されている「狩野山楽・山雪展」に行ってきました。

「京都の狩野派は濃い。」というキャッチフレーズで宣伝されていたので興味がわいてい
ました。

京都国立博物館は絵の説明書き(キャプションというそうです)が面白いので、大変人気
があります。

それほど絵に興味がなくても、そのキャプションで説明している時代背景、人物描写、作
者の思い等を想像し、絵をぼんやりとながめているだけでその時代にタイムスリップした
ような気がします。

山楽・山雪の生きた時代は桃山から江戸への過渡期。

豊臣か徳川か、どちらを支持するかで後の人生が大きく変わる激動の時代でした。

元々、武士の子であった山楽は豊臣秀吉に見いだされ、当時の秀吉の絵師 狩野永徳に
入門しています。

その後、永徳と共に織田信長、豊臣秀吉に仕え、永徳の死後、狩野派を支える立場とな
っていきます。

しかし、秀吉の死後、徳川家の時代になると豊臣残党狩りの標的となり、命を狙われてし
まいます。

その時に公家の九条幸家と徳川二代将軍 秀忠の助命活動により、九死に一生を得たそ
うです。

時代を生き延びた狩野派は、永徳の直系筋の江戸狩野派と門人筋である山楽・山雪の
京狩野派に分かれ、それぞれが独自の画風を確立していきます。

江戸狩野派の墨の濃淡を使い分け詩情豊かな画風に対し、京狩野派は秀吉が愛した豪
壮華麗な画風です。

関東と関西の好みの違いは、この時期に確立されたのではないかと思います。

カジュアル化の本質

ライフスタイルのカジュアル化が進んでいると言われます。

ファッションがカジュアル化されて、ヒールの高い靴はあまり売れなくなりました。

靴のトレンドもローファー、ドライビング、バレエとカジュアル化に呼応しています。

カジュアルの対極はエレガントですが、なぜカジュアル化が進んでいるかということを少
し深く考えてみたいと思います。

バブル期のブランド信仰から自分らしさの表現へと移行していったのではないかと思い
ます。

他人の目よりも自分らしさという価値観。

快適さを求めるあまり、家の中で着る服とおでかけ着との差がなくなり、リラックスした日
常的な普段着でほとんどの時間を過ごしてしまう人が多くなったのではないでしょうか?

おしゃれをして外出することは大変です。

しかし、そこには非日常があり、異空間にいる自分がいます。

それを面倒くさいと言うのなら、刺激のない人生になってしまいます。

もっとおしゃれをして人生を楽しむという選択肢が見直されればいいなと思っています。

大人の女の寿司選び

先日、寿司屋に行って何から食べるかという話題で盛り上がりました。

いろいろと聞いてみると個性があっておもしろいです。

寿司屋といっても回転寿司から高級寿司までありますが、地域によってネタが違うのも寿
司屋の特長でしょう。

しかし、何から食べて何で締めるというのは、ある程度決めている人が多いので興味深い
です。 

ちなみに私は、カンパチから攻めて、エビ、中トロ、イカ、穴子、平目、ウニといって、玉子で
締めるというパターンで、自分なりにあっさりとこってりを交互に食べるというルールを決め
ています。

シマアジやコハダがあれば思わず食べてしまいます。

サーモン、玉子、マグロを集中的に食べる人もいて、子供みたいだと周りから言われてい
ました。

その時、大人の女性が言いました。

「私は赤貝から食べて、赤貝で締める」

「な、なんと・・・赤貝ですか・・・」

私は少し貝類が苦手で、鳥貝かホタテ(貝柱)ぐらいしか食べないのでとても意外でした。

しかし次の日、たまたまみていたテレビ番組で女優さんが言ってました。

「寿司ネタで好きなのは赤貝!」

その日以来、寿司屋で赤貝を注文する人に注目しています。

東京営業所移転オープン

株式会社クレッセントの東京営業所が4月2日(火)に移転オープン致しました。

以前はホテルオークラ東京内で事務所を借りていたのですが、お客様を迎えるには不便
で手狭なため、靴の本場 浅草へ移転しました。

場所は地下鉄銀座線 田原町駅から徒歩1分という好立地です。

ショールームも併設しておりますので展示会はもちろん、会期以外でも商品を見ていただ
くことが可能となりました。

早速、4月17日から19日まで秋冬物の展示会を開催致します。

今回のコレクションは弊社の特長である素材の上質感、日本製ハンドメイドの安心感を十
分に感じてもらえるような商品が出来上がりましたので、是非みていただきたいと思って
います。

東京営業所は新しいスタッフも増え、ますます飛躍していきたいと思っております。

移転オープンに際しまして御協力いただいた皆さん、お祝いの品を送っていただいた皆さ
んに心から感謝致します。

ありがとうございました。