先日、雲海に浮かぶ姿で有名な竹田城に行ってきました。
竹田城は兵庫県の真ん中ぐらいに位置しており、大阪から車で約2時間くらいです。
1443年に完成しましたが、1600年に廃城となっています。
竹田城跡の一番の魅力は、石垣がほぼそのまま残っているところです。
自然石をほとんど加工せずに積み上げられるため、大小さまざまな大きさの石が組み合わさっています。
当時、竹田城の石垣を積んだ職人集団には「石の声を聴き、石のいきたいところへ置け」という言葉が伝えられているそうです。
職人技で積まれた石垣は400年以上たった今でも荘厳な姿を見せてくれています。
今回の訪問では、あいにく雲海は見ることができませんでした。
雲海には発生する時期と条件があるそうです。
それは9月から12月、前日の夜に冷え込み翌日よく晴れて暖かく風が少ない時だそうです。
その瞬間は静寂に囲まれ、鳥のさえずりさえも雲海に吸い込まれていく感じだそうです。
雲海に出会うために何度も来る人が多いそうです。