先日、老いについての記事を読みました。
その記事によると「老い」とは「年を重ねること」だと思っている人が多いけれども少し視点を変えると違った印象になるということです。
例えば10歳の小学4年生が19歳になり大学に入学しても「老い」とは言わず、「成長した」と表現するでしょう。
20歳の学生が30歳になったら「経験を積んだ」と表現するでしょう。
それら2つの例はどちらも年を重ねているのに老いとは表現しません。
つまり「年を重ねること」イコール「老いる」ことではないのです。
生理学的には老化しても成長をし経験を積んでいる間は老いてはいないというのです。
私の周りの人でも高齢であっても、新しく出会うことにチャレンジし受け入れ工夫し乗り越える柔軟な心を持っている人がいます。
体は老化しても心はチャレンジし続ける姿勢を持つ人は「老いる」ことはないのだと思います。
サムエル・ウルマンの「青春」の一節が思い浮かびます。
「青春とは人生のある期間ではなく、心の持ちかたを言う。年を重ねただけで人は老いない。理想を失うとき初めて老いる。」