揚げものにレモン、かけますか?

レストランや居酒屋で揚げものを注文すれば当たり前のように添えてあるレモン。そのレモンについてのアンケートが衝撃的でした。

かける人は62%、かけない人は38%。

私はかけない派が約4割もいるのに驚きました。

かける人の理由は「さっぱり、さわやか」「おいしさを引き立てる」「レモンの味が好き」などです。

かけない人の理由は「揚げものそのものの味を楽しみたい」「味が変わってしまう」「しっとりしてしまう」などです。

さらに驚くべきことは、かけない派の人がかけられることに対する嫌悪感です。

「同席者が当然のようにレモンをかけた途端、その人のことを軽蔑してしまいそう」

「断りもせず当たり前のようにレモンをかけるやからに腹が立つ。自分の好みがすべてであるような多様性への視点を欠いた独善的な行為」

そのような思いがあるとも知らずかけてしまっていた自分に反省したいです。

「レモンかけてもいいですか?」と聞くと「かけないで下さい」と言いにくいので「レモンかけますか?かけませんか?」と聞いた方がいいとアドバイスが載っていました。

早くコロナが終息して大勢でわいわい言いながらそのセリフを言いたいです。

ビズッパ レディース

私たちは2019年にカカトが踏める機能性紳士用ビジネスシューズ「Bizppa (ビズッパ) 」を開発、その後「紳士靴 Bizppa」シリーズにて計6回のクラウドファンディングを行い、大きな支援をいただきました。

その後、靴で悩む多くの女性の方から「女性用ビズッパ」を求める声をいただき、女性の足元のストレスを軽減できる製品「ビズッパ レディース」を完成させ、7月14日より応援購入サービス マクアケにてプロジェクトをスタートさせました。

ビズッパレディースの特徴はカカトが踏めることです。内勤時、デスクワーク時などはスリッパモードで足元を解放し、外出時や来客時などはカカトを掛けてすぐに普通の靴として使用していただけます。

素材はストレッチ性に優れた高品質人工皮革を使用しておりますので足あたりやフィット感は抜群で、指一本で手軽にはけるのもポイントです。

中敷きにはクッション性に優れたウレタン素材のカップインソールを使用していますのでお手入れも簡単です。

シンプルデザインでスーツやオフィスカジュアルなどあらゆるスタイルに合わせやすくなっています。カラーはブラック、ブラウン、ネイビー、グレー、ピンク、イエローの6色展開でサイズは21.5㎝~25.0㎝までです。

プロジェクトは7月14日から8月30日までで、男女ペアセットも御用意しています。

興味のある方は「マクアケ  ビズッパレディース」で検索してみて下さい。

牛のげっぷ

牛のげっぷが地球温暖化の要因として注目されています。

メタンを多く含み、温室効果が二酸化炭素の約25倍にも上るといわれています。

農林水産省によると2019年度の農林水産分野の温室効果ガス排出量は約4,747万トン。このうち15.9%に当たる756万トンが牛のげっぷによるものなのです。

同省幹部は「牛のげっぷというと笑い話のようだが、日本政府が50年に排出実質ゼロを目指す中、真剣に対応しなければならない問題だ」と強調します。

そもそも、なぜ牛のげっぷにはメタンが含まれているのでしょうか。

牛は4つの胃を持ち、干し草やトウモロコシなどのエサを飲み込んだ後、胃から口に戻して再びそしゃくする「反すう」を繰り返します。4つの胃で最大の第1胃 (焼肉屋さんのミノ) で消化する過程でメタンを含むガスが発生し、牛がげっぷとして吐き出しているのです。

研究者たちはエサに特定の素材を混ぜればメタンの量をある程度減らせると発見しました。今後は有望な素材をしぼり込み、安定的な供給ができるのか探っていくそうです。

又、牛にも個性があり胃でのメタン発生が少ない牛がいることがわかりました。この特徴は遺伝するのでメタン発生の少ない牛の育種も始まっています。

牛が環境に優しいげっぷをする日が近づいています。

 

魚の脂の乗り測定器

「今日のアジは脂が乗っておいしいよ」

市場の魚屋さんでよく聞きます。

島根県西部沖で4~9月に漁獲されたマアジは脂ののりが良いことで知られています。

島根県水産技術センターなどは魚の脂質含有量が簡単に調べられる測定器を開発しました。

魚に測定器を当てて近赤外線を照射し、はね返る光を分析して脂質量を計測します。

現在測定できるのはアジのほかサバ、ノドグロ、アナゴの4種類で、白身魚の切り身も測れます。

将来的にはブリやフグの白子の脂質量のほか、カニについては甲羅の上から身入りの判別ができるようにしたいと語っています。

おもしろいのは魚の脂質量が多いのが必ずしもおいしいとは限らないということ。人それぞれの好みがあり、脂ののりが控えめな方が好きという人もいます。

大トロよりも中トロや赤身が好きな人も多いのです。

近い将来、店頭で並んでいる魚の脂質量が何%か表示されていれば、消費者は自分の好みにあった魚を選べて失敗が少ないのではないかと思います。