4年後

ブラジルのリオ オリンピックが閉幕しました。

開幕前はいろいろと不安材料ばかりが報道されていましたが、終わってみると素晴らしいオリンピックであったと思います。

特に日本選手の活躍は素晴らしかったです。

朝起きると毎日のように日本がメダルを取ったことが伝えられ、日本中が歓喜に沸きました。

柔道、水泳、レスリング、体操、卓球、バドミントン、そして陸上と、数えあげるとキリがないですが、スポーツの魅せる力は偉大であると改めて感じた次第です。

このオリンピックをみて、スポーツを始める未来のメダリストもたくさんいるだろうと想像をふくらませています。

4年後にバトンを渡された東京。

いかに世界の人たちを魅了していくか、腕のみせどころです。

そして4年後の東京オリンピックの開催時に、「自分はなにをしているだろう」 と考える機会を与えられたような気がします。

1年後ではなく4年後・・・

人々に愛される靴を作り続けることができれば、これ以上の幸せはありません。

 

失敗なし 感動なし

食事に行く店を探す時に、検索サイトで点数をチェックしてレビューを読む。

物を買う時もネットで長所、短所、価格をチェックする。

探したい情報が瞬時に集まり、比較検討して決定する。

多くの現代人がしている行動パターンだと思います。

この行動のおかげで極端な失敗はなくなりました。

お金を無駄にすることも、嫌な店で時間を過ごすことも少なくなりました。

ネット上でいろいろな人の意見や価値観を集約することで、店や物の事前情報を得て、失敗を減らすこのシステムは実に素晴らしいです。

しかし一方で、事前情報なしで訪れた店で予期せぬ味やサービスに出会った感動や、初めて手にした商品に心震わす機会は大幅に減ったような気がします。

失敗しないかわりに感動もしない。

このような生活パターンが当たり前になったのはいつからなのでしょう。

大きな失敗は避けたいですが、少しの失敗ならしてもいいかなと感じています。

予期せぬ感動を手にする可能性があるのですから。

ビールの歴史 その2

中世のころは、宗教的な理由でビール作りに制約が多かったため、主に修道院で作られていました。

13世紀ごろ現在のチェコにあたるボヘミアのヴァーツラフ王がビール製造禁止令を解除してほしいと教皇に訴え、その後はビールが広く製造されるようになりました。チェコのビールが今も有名な由縁です。

ドイツでは、1516年に「ビール純粋令」を施行したバイエルン公国のヴェルヘルム4世のおかげでビール製造が発展しました。

その「ビール純粋令」は、使用できるのはホップに限るとしたため、今のビールが誕生しました。

ビールの普及には、フランスの生物学者であるパスツールがひと役買っています。パスツールが酵母を利用したビールの発酵法を開発したことで、大量生産の基盤が作られました。

今やビールは世界各地で作られるうようになりました。又、地域限定の多種多様な地ビールもたくさん作られています。

ビールがおいしい季節ですので、様々なビールを味わってみたいものです。