知らぬが仏

先日、毎年恒例の社員旅行に行って来ました。

夜の宴会も和気あいあいに進み、宿の人とも楽しく会話が進んでいました。

その時に当社の社員が何気なく聞きました。

「もしかして、この旅館で幽霊見た事ありますか?」

「いやー、私は見たことないですが、お客様が見たという報告はありました」

「ええー、それって特定の部屋ですか?」

「まぁ、だいたい決まってますね」

「どこの部屋ですか?」

「いやー、それはちょっと・・・」

お酒の勢いもあり、教えてほしいと頼む社員とためらう宿の人。

ついに宿の人も折れて「本当にいいんですね」と念押しし、教えてくれました。

「西館の305号室です」

「 ・・・・  その部屋は社長の部屋やん!」 叫ぶ社員と半笑いの私。

その話題はすぐに終わったのですが、寝る時に思い出しました。というより頭の片隅から
離れなかったのですね。

すると洗面所の方からポトン、ポトンとしずくの音が・・・。

完全に蛇口は止まっているのに、音だけが静寂の部屋に響きます。

となりではそんな話題も忘れているように、社員がグースカピーと眠っています。

「こわいなー」 と思っていると、全ての音が心霊現象のように聞こえてきます。

見る物全てが幽霊に見えてしまいそうなので、目も開けられません。

どうしようと思っていたら次の瞬間、朝になっていました。

知らぬが仏とはこのような事なのですね。

ボストン美術館展

アメリカで最も古い美術館の一つに数えられるボストン美術館は、1870年に設立され、ア
メリカの独立記念100周年にあたる1876年7月4日に開館しました。

ボストン美術館は、欧米最大の日本美術コレクションを所有しています。

なぜでしょう?

その答えは3人の日本美術マニアの努力のおかげです。

3人の日本美術マニアとは、明治政府のお雇い外国人のフェノロサ、ボストンの医師であ
り資産家のビゲロー、東京大学でフェノロサに学んだ岡倉天心です。

3人は日本美術に心酔し、研究と収集をはじめ、質、量ともに他に類をみないほどのコレク
ションを築いていきました。

それら日本美術の一大コレクションが5年にわたる修復期間を経て、日本に里帰りしてい
るのがボストン美術館展です。

東京を皮切りに名古屋、九州で開催され、最後が大阪でした。

混雑の中でしたが、じっくりと海を渡ったまぼろしの国宝と呼ばれる日本美術の至宝を見る
ことができました。

一つ一つの作品もすばらしいのですが、日本文化の良さを早くから理解し、広めていこうと
尽力したフェノロサ、ビゲロー、岡倉天心。

改めて彼ら3人への敬意を表するとともに、その思いがアメリカから日本に逆輸入している
ことに感動致しました。

万歩計

万歩計を買いました。

周りの人からスマホに付いているのにと言われながら「ガラケーなんです」とも言えず、ア
マゾンで買いました。

普段は何歩ぐらい歩いているのか想像もしませんでしたが、3,000~4,000歩ぐらいかな
と思っていました。

装着した初日、たまたま電車移動が多く、日頃より歩いた感じがあったのですが、結果
は驚きの12,000歩でした。

次の日も10,000歩で「けっこう歩いてるな」と自分で感心していました。

ところが車移動中心で、会議の多い日は5,000歩に急降下。

ちなみに休日に付けてみると、なんと2,000歩。

あわてて犬の散歩を長めにとり、5,000歩まで達成しました。

最低5,000歩以上で、できれば10,000歩を目指したいと心に決めました。

すると積極的に階段を利用したり、少しの距離なら歩こうとしたり、歩くことに対して意欲
的になっている自分を発見します。

普段、なかなか運動する時間がとれなかったりするので、万歩計を利用した健康法が自
分に一番合っているような気がします。

同じ思い

先日新聞に、あるアパレルの新興ブランドの思いが載っていました。

「夢はいつか国内に工場を作ること」

その理由は二つです。

一つめは、日本製の良さを伝えたい。

二つめは、海外への人材流出による日本の技術低下を防ぎたい。

この会社のように多くのアパレルブランドは海外生産をしています。

コストやロット等の問題で海外生産を選択したけれども、人件費増等でメリットが少なく
なっている苦悩が垣間見えます。

靴の業界でも同じような現象が起きています。

弊社は日本製のハンドメイドという選択をしています。

その理由は上記と同じ思いです。

日本製の良さを伝え、日本の技術を継承、発展していき、一人でも多くの雇用を産み出
したいということに尽きます。

これほど海外生産が進んでしまった今では、すぐに国内回帰というわけにはいきません
が、少しでも多くの企業が国内に工場を作り、雇用を創出し、メイドインジャパンの良さを
アピールできればと思っています。