オジーに訊け!

オジーとは、伝説のロックバンド「ブラックサバス」のリーダー、オジーオズボーンです。

彼の人生は酒、クスリ、女というロックミュージシャンの典型的な破滅パターンを何度もくり返しながらも死なずにスターとして君臨しています。

そのオジーがある新聞の健康相談の回答者となり、大人気となったそうです。

健康になんの問題もない人よりも、人生の大半を健康に問題を抱えている人の方が健康相談の回答者としてふさわしいと思われたのでしょうか。

なにより、その問題の専門家なのですから・・・

しかし、その回答が爆笑ものです。

質問者 「二日酔いに最も効く治療法は何ですか?」

オジー 「これは簡単。ビールを1パイント飲むこと。あっという間に気分がよくなるよ。もう一度酔っ払う以外に方法はない。」

酒もクスリも尋常ではない量を摂取しても生きているオジー。

大学の研究室からDNA研究の依頼があり調査してみると、なんと結果は「遺伝子異常」

普通の人はオジーのマネをしてはいけません。

 

何を信じれば・・・

ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)による排ガス規制不正問題が発覚し、大スキャンダルに発展しています。

真相はまだ全て解明されていませんが、検査の時だけ排ガス浄化装置をフル稼働させて基準値を満たす一方、公道走行時は最大40倍も排出していたという事実は悪質性が高いと言わざるを得ません。

うっかりミスや確認不十分といった過失的なものではなく、消費者を欺く意図があるという点で同情の余地はありません。

又、不正を指摘したのがアメリカの環境保護局で、欧州での指摘が今までなかった事も色々な疑念を生みます。

傘下にアウディやポルシェなどの高級車から商用車まで幅広いブランドを抱えるフォルクスワーゲンは世界販売台数1000万台を超えるドイツの大手自動車メーカーです。

巨額の税収と雇用を生み出しているフォルクスワーゲンにドイツ政府が強く言えない背景もあるようです。

そう思うと不正の温床はあったのでしょう。

ただ私は、ドイツ人という民族は、質実剛健でまがったことが嫌いのイメージがありました。

そのイメージがもろくも崩れ去りました。

せめて不正の摘発が社内、もしくはドイツ国内からあがっていれば、救いはあったかもしれません。

何を信じればいいのかと虚無感に襲われる事件でした。

ヨガ&座禅in建仁寺

京都の建仁寺でヨガと座禅のイベントに参加してきました。

秋の京都で美しい庭園をみながらのヨガと座禅は大変心地よいものでした。

日頃の運動不足のせいで、60分のはじめてのヨガは少々身体にはきつかったですが、呼吸を通して大地と身体がつながる感覚を感じたとき、なんとなく世界の人々を魅了する理由がわかりました。

そのあとの座禅は副住職さんの興味深い法話付き。

座禅とは、ただそこに座ること、呼吸を通して身体の隅々に耳を傾ける。

無理に心を無にする必要もなく、体がゆれても構わない。

ただ座る、志願すれば竹刀のような棒で喝!を入れてくれます。

いざ始まると、喝を入れてもらおうか、でも痛そうだしという煩悩が頭の中で一杯になりだしたので早々に志願して喝を入れてもらいました。

これが予想以上に痛く、悶絶しそうでした。

その後は全身が耳になったようで、風に揺れる木々の音、鳥たちの声、遠くできこえる鐘の音、自然の中で生かされているという実感を覚えました。

心身のリフレッシュには最高のイベントでした。

求められるスキル

私が子供の頃、小学生の習い事といえば、そろばん、習字でした。

もちろん今でもあるでしょうが、昔ほど盛んではありません。

それは時代が変化し、そろばん、習字で得られるスキルが実生活において役に立つ機会が極端に減ったからではないでしょうか?

そのような現代で小学生習い事ランキングで急上昇しているのがプログラミングです。

プログラミングとはコンピューター内の言語で、ソフトを作成する時に必要不可欠なスキルです。

創造性や固定観念にとらわれない柔軟な思考は、大人よりも子供の方が優れています。

子供のうちにプログラミングを少しでも学んでおくと、単なる思いつきや発想を実際のサービスとして組み立てることが頭の中でできるのです。

これからの仕事はスマホやWEBなどのIT機器なしでは成り立ちません。

親も子供に実生活に役に立つスキルを身につけさせようとしているのでしょう。

昔みたドラマのワンシーンを思い出しました。

親 「○○ちゃん、ゲームばっかりしたらダメですよ!」

子  「ママ、これはゲームをしているのではなく、ゲームソフトのプログラミング分析をしているんです」

親 「・・・・・ 」

私はこれを子供の巧妙な言い訳と思っていましたが、そうではない時代がすぐそこまで来ているのかもしれません。

10年周期説

金融市場には10年周期に危機が訪れるという説があります。

1987年にブラックマンデー、1997年にアジア通貨危機、そして2007年にはサブプライム問題から始まったリーマンショックがありました。

その10年後となると2017年、つまり2年後です。

この周期説を鵜呑みにすることはできませんが、景気や株価は長いスパンでみると上がり下がりを繰り返しています。

つい最近も、中国の株式市場暴落の影響で世界同時株安の展開となりました。

今は一定の落ち着きを取り戻したものの、そもそもの原因である中国経済の成長鈍化は紛れもない事実であり、すぐに好転する見込みがないことは世界のアナリストの一致した意見ではないでしょうか?

いつ暴落するかわからない薄氷を踏むような状況です。

IT技術が進化して、グローバル経済が進化した時代では他国の金融危機がすぐに世界を駆けめぐり、危機の連鎖を引き起こしてしまいます。

ギリシャ問題では、ある程度、対岸の火事であったかもしれませんが、中国問題では日本経済への影響は計り知れません。

2017年は消費税が8%から10%に引き上げられる年です。

どうか10年周期説があたりませんように・・・。