人間にたとえると・・・

飼犬のチョコ ( トイプードル、オス ) が先日、誕生日を迎え7歳になりました。

犬の7歳は人間でいうと、49歳位で中年のオッサン犬です。

しかしながら、近所の公園で生後7ヶ月の同じトイプードルと遊んでいる様子は、同年代
かと思うくらい落ち着きがないのです。

おまけに体格も小さい方なので「7歳です」と言うと決まって「7歳なのに・・・」というリア
クションをされます。

「7歳なのに小さくて落ち着きがないですね」と皆、思っているようです。

全くもってその通りなのですが、そんな彼でもいいところはたくさんあります。

  一、健康 ( 病気はほとんどせず、調子が悪くても自力で治す )

  二、素直で誰にでも友好的 ( 人見知りせず、シッポをふりまくる )

  三、規則正しい生活 ( 一日のリズムをきっちりと守る )

人間にたとえると、入社以来、その道一筋でがんばる中年サラリーマン。無遅刻、無欠
勤が自慢で、誠実、まじめをモットーとしている。社内や社外の評判もよく、フットワークが
軽く「年の割りに若いですね」と言われるのが生きがいな、愛すべきちっちゃいオッチャン
のような気がします。

何を信用すればよいのか?

少しお堅い話で申し訳ありません。

世界の銀行の金利算出基準として使われている指標(LIBOR)という短期金利が、英金
融大手バークレイズによって不正に操作されていた事が発覚し、世界中の金融界に激震
が走っています。

おまけに米英の金融当局がその問題を2008年より把握していたことも最近になってわか
り、対応の遅さに批判が集まっています。

要は本来、公正、中立であるはずの指標が大手金融の儲けのために操作されていて、監
督するはずの金融当局が黙認していたという構図です。

私はこの話を聞いて少なからずショックを受けています。

「何を信用すればよいのか?」という気持ちです。

世界の金利の基準であるLIBORは当然、市場原理に基づいて決められるものであると信
じて疑いませんでした。

それがまさか、不正に操作されていたなんて思いもよらなかったからです。

最近は、政府や公的な機関が発表するデータの信ぴょう性が著しく低下しているようです。

そういえばギリシャ危機の発端も、前政権の発表したデータが事実と違うというところから
はじまっています。

だます方が悪いのか、だまされる方が悪いのかわかりませんが、大事なところでは自分
のカンを信じて決断するしかないと思います。

ヨメのダンナ

ある日、仕事上の知り合いの人と偶然会いました。

久しぶりに会ったので、お互いに偶然の再会を喜びました。

すると、その方が連れの男性を紹介しました。

「この方はヨメのダンナです」

「はぁ、そうですか・・・(ええー何ですと・・・)」

以下心の中の叫びです。

(ヨメのダンナはあなたじゃないのですか?となりの男性がヨメのダンナならあなたはもし
や、内縁の夫ですか?もしそうでないとするとあなたが最初の夫で、となりの男性が2番
目の夫ということですか?そのような複雑な事情を偶然会った瞬間に言われても、とまど
ってしまいます。どう反応すればいいですか?)

混乱する心の中をよそに会話は続いてゆきます。

すると謎が解けました。

その方は「ヨメのダンナ」ではなく「ムスメのダンナ」だったのです。

今となっては私が聞き間違えたのか、その人が言い間違えたのかわかりませんが、私
が混乱している事も悟られずに済みました。

それにしても、これほど相手を混乱させる言葉はないのではないかと思うので、一度イタ
ズラで使ってみようかなと思っています。

シューズ界にとってのオリンピック

いよいよ7月27日よりロンドンオリンピックがはじまります。

あの北京オリンピックからもう4年も経過したのかと思うと、時の流れの早さに驚きをおぼ
えます。

競技用シューズメーカーにとって、4年に1度のオリンピックはブランドイメージを上げるの
に絶好の機会といえます。

金メダルを獲れば、そのシューズメーカーのブランドは一気に世界で評判になり、販売数
量も急伸すると言われています。

世界のスポーツメーカーの売上高は下記の様になっています。

 第1位  ナイキ   (米) 1兆5,210億円
 第2位  アディダス (独) 1兆4,813億円
 第3位  プーマ    (独)     3,341億円

というようにトップ2が圧倒的シェアです。

日本メーカーはアシックス 2,478億円、ミズノ 1,549億円となっています。

アシックスは日本代表のマラソン選手 3人(藤原さん、中本さん、重友さん) にシューズを
提供しています。歴代のトップアスリート達を支えてきたアシックスにとって負けられない
闘いであります。

しかも今回は今までアシックスのシューズ開発を支えてきた、カリスマ技術者Мさんが定
年退職され、新しいチームで臨むはじめてのオリンピックとなります。

しかも、そのカリスマ技術者Мさんはアディダスと専属アドバイザー契約を結び、アディダ
スのシューズを開発する立場となりました。

アシックスにとっては正念場の闘いとなるでしょう。

アスリート達の熱き闘いの裏で、それを支えるシューズメーカー達の熱き闘いが繰り広げ
られています。

ジャンルが違いますがシューズ界の一員として、ロンドンオリンピックでのシューズ界の
闘いに注目しています。