シューズ界にとってのオリンピック

いよいよ7月27日よりロンドンオリンピックがはじまります。

あの北京オリンピックからもう4年も経過したのかと思うと、時の流れの早さに驚きをおぼ
えます。

競技用シューズメーカーにとって、4年に1度のオリンピックはブランドイメージを上げるの
に絶好の機会といえます。

金メダルを獲れば、そのシューズメーカーのブランドは一気に世界で評判になり、販売数
量も急伸すると言われています。

世界のスポーツメーカーの売上高は下記の様になっています。

 第1位  ナイキ   (米) 1兆5,210億円
 第2位  アディダス (独) 1兆4,813億円
 第3位  プーマ    (独)     3,341億円

というようにトップ2が圧倒的シェアです。

日本メーカーはアシックス 2,478億円、ミズノ 1,549億円となっています。

アシックスは日本代表のマラソン選手 3人(藤原さん、中本さん、重友さん) にシューズを
提供しています。歴代のトップアスリート達を支えてきたアシックスにとって負けられない
闘いであります。

しかも今回は今までアシックスのシューズ開発を支えてきた、カリスマ技術者Мさんが定
年退職され、新しいチームで臨むはじめてのオリンピックとなります。

しかも、そのカリスマ技術者Мさんはアディダスと専属アドバイザー契約を結び、アディダ
スのシューズを開発する立場となりました。

アシックスにとっては正念場の闘いとなるでしょう。

アスリート達の熱き闘いの裏で、それを支えるシューズメーカー達の熱き闘いが繰り広げ
られています。

ジャンルが違いますがシューズ界の一員として、ロンドンオリンピックでのシューズ界の
闘いに注目しています。