年の瀬 2018

2018年 平成最後の年末を迎えました。

皆さんにとっては2018年はどんな年であったでしょうか?

私たちにとっての2018年は原点回帰の一年でした。

株式会社サロンドグレーが創立30周年を迎え、これまで支えてくださったお客様、仕入先様、社員の皆さんに感謝し、次なる10年の目標を「感謝される企業」に設定した一年でした。

これは初心にもどり、何のために存在している会社のなのかをつきつめて考えた結果、設定した目標です。

具体的には、求められている新商品を開発し、いまだ知らない未知のお客様と出会うための新販路の開拓を推し進めたいと思っています。

来年は新天皇即位、大阪でのG20開催、ラグビーのワールドカップ開催と大きな行事が目白押しです。

そして再来年の2020年は東京でオリンピックが開催されます。

日本が世界に向けて大きく飛躍するステージだと思います。

今年一年、私のブログにお付き合いくださいました皆さんに感謝致します。

よいお年をお迎え下さい。

インド発格安ホテル

インド発新興格安ホテル運営会社OYO(オヨ)ホテルズが2018年度内にも日本に進出します。

創業者でCEOのリテシュ・アガルワル氏は弱冠24歳。

同社はフランチャイズ化によって部屋数を世界で急拡大させています。

日本でも中小のビジネスホテルをOYOブランドに切り替え、1泊5000~1万円程度の低価格で展開するとみられています。

進出した地域の宿泊需給データを人工知能(AI)で常時分析。すべての空室の料金を個別に常時変化させ、ある地域内での需給のミスマッチを最小化し、その地域内のホテル全体の稼働率を最大化する手法です。

経理、予約、清掃管理などホテル運営に必要な機能をスマホのアプリにし、スマホ1台あれば経営が可能だそうです。

既存のホテルやビルのオーナーと契約し、基準に合った設備や清潔度に改装するのですが、設備投資はオーナー側の負担のためOYO側は各ホテルへの設備投資は抜きで大量出店が可能なのです。

オーナー側も安定した高稼働率と低コストで高収益が見込めるため評判がよく、利用者側も一定の品質で割安に泊まれるため、これまた評判がいいのです。

OYO側、オーナー側、利用者側の三方よしのビジネスモデル、日本進出に注目したいです。

 

競争を勝ち抜いた一社

日本は長寿企業が多いと言われていますが中国の民間企業はものすごく寿命が短く、平均寿命はわずか3.7年です。

1日約1万6千に達する企業ラッシュの陰でおびただしい敗者が姿を消しています。

「多産多死」と呼ばれる中国の起業の現状ですが「激烈な競争こそが強力な企業を生む」と中国国内では肯定的にとらえる傾向にあります。

その代表的な例がシェア自転車ビジネス。

これは有望だと思われる分野に起業家が殺到し、個性の乏しいサービスや製品で消耗戦に陥るのが典型的なパターンです。

市場規模予測を無視して乱立する参入企業。ほとんどの企業が破綻し、放置自転車が社会問題にもなりました。

しかしながらそのシステムは、競争を勝ち抜いた一社を残します。

ネット検索の「Baidu」 ネット通販の「Alibaba」 SNSの「Tencent」 その頭文字をとってBATと呼ばれています。

これらの企業は米国のGAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン) を脅かす言われています。

米中の覇権争いはますます激しさを増して全世界を巻き込んでいくのではないかと思います。

 

スポーツ界の黄金世代

2018年を振り返ってみると、オリンピックやサッカーワールドカップなどのスポーツの話題が多かったような気がします。

なかでも日本人が世界で活躍することが多く、とても喜ばしかったです。

今年メジャーリーグに投打二刀流で挑戦し、世界を驚かせた大谷翔平さん。新人王も獲得し、野球少年に夢を与えました。

男子フィギュアスケートで66年ぶりとなるオリンピック連覇を果たした羽生結弦さん。

平昌オリンピック女子スピードスケートの3種目で金・銀・銅のメダルを獲得した高木美帆さん。

男子バドミントンで日本人初の世界ランキング1位となった桃田賢斗さん。

彼らは全員1994年生まれで、今年24歳を迎える同世代なのです。

その他にも水泳の瀬戸大也さん、荻野公介さん、サッカーの南野拓実さん、中島翔哉さん、レスリングの土性沙羅さん、川井梨紗子さん、バドミントンの奥原希望さん、野球の鈴木誠也さんなど他にも大勢います。

この世代は競技を問わず世界のトップレベルのアスリートたちがひしめいており、まさにスポーツ界の黄金世代です。

2020年の東京オリンピックでの活躍を大いに期待したいです。