インド発格安ホテル

インド発新興格安ホテル運営会社OYO(オヨ)ホテルズが2018年度内にも日本に進出します。

創業者でCEOのリテシュ・アガルワル氏は弱冠24歳。

同社はフランチャイズ化によって部屋数を世界で急拡大させています。

日本でも中小のビジネスホテルをOYOブランドに切り替え、1泊5000~1万円程度の低価格で展開するとみられています。

進出した地域の宿泊需給データを人工知能(AI)で常時分析。すべての空室の料金を個別に常時変化させ、ある地域内での需給のミスマッチを最小化し、その地域内のホテル全体の稼働率を最大化する手法です。

経理、予約、清掃管理などホテル運営に必要な機能をスマホのアプリにし、スマホ1台あれば経営が可能だそうです。

既存のホテルやビルのオーナーと契約し、基準に合った設備や清潔度に改装するのですが、設備投資はオーナー側の負担のためOYO側は各ホテルへの設備投資は抜きで大量出店が可能なのです。

オーナー側も安定した高稼働率と低コストで高収益が見込めるため評判がよく、利用者側も一定の品質で割安に泊まれるため、これまた評判がいいのです。

OYO側、オーナー側、利用者側の三方よしのビジネスモデル、日本進出に注目したいです。