先日、新聞で興味深い記事を読みました。
成功した事例やプロジェクトの功績をあたかも自分の手柄のようにうそぶく人が多く
なっているというものでした。
「○○プロジェクトは大成功でしたね」
「あーそれ、俺がやったんだよね」
というふうにオレオレ詐欺ではなく、ソレオレ詐欺というそうです。
世知辛い世の中なので、部下や同僚が達成した数少ない成功事例を自分の功績に
して、出世につなげようという魂胆のようです。
いずれ真実が判れば、その人は評判を落とすことになるでしょう。
それよりも悪質なことは自分の失敗を他人に押しつける、ソレキミ詐欺です。
「○○プロジェクトは大失敗でしたね」
「あーそれ、きみがやったんだよね」
失敗の責任をとって辞めることは一見潔い行為のように思われがちでですが、人事
抗争の末、あまり関係のない人が責任をとらされるという事例もあるようです。
責任をとることを必然とすると、勇気あるチャレンジ意欲がわかなくなってしまうので、
挑戦的な課題への結果にはある程度寛容にみる視点が必要であると思います。