スゴイな 博多マルイ

4月21日に九州初出店の博多マルイがオープンしました。

博多マルイのオープンに際し、約2年間にわたり10000人を超えるお客様と、のべ400回以上の企画会議をされたそうです。

マルイは徹底的にお客様の「欲しい」を探し、東京や大阪のマルイではない「博多マルイ」を地元の人たちと一緒に作り上げました。

キーワードは「サイズバリエーション」と「カスタマイズ」です。

「サイズバリエーション」では、様々な体型に合う洋服や食品のひと口サイズ、ハーフサイズの種類が他店とくらべて圧倒的に多いのです。

「カスタマイズ」では、服のリフォームでサイズをピッタリにしたり、ボタンや刺繍でオリジナルのカスタマイズも可能です。

フロアガイドでは「サイズバリエーション」と「カスタマイズ」にこだわった店をアイコンで表示してあるのですが、ほとんどの店がどちらかもしくは両方に該当するという徹底ぶりです。

もうひとつ特筆すべきは婦人服の少なさです。

多いのは、スイーツ等の食品、靴も含めた雑貨、カフェ等です。

人々のライフスタイルの変化が博多マルイのフロア構成にあらわれています。

博多マルイの成否が今後のデパートのフロア構成に影響を与えるのではないかと思っています。

ぼっち飯同好会

ある大学で「ぼっち飯同好会」というサークルがあります。

ツイッタ―で食事の時の孤独ぶりをつぶやきあうという活動です。

集う学生はコミュニケーション能力が欠けているというわけではありません。

普通に大学の講義を受け、友人と話し、パーティにも参加するという社交的な一面もあります。

わずらわしい人間関係を捨てて「ぼっちでいい」という価値観が広まり、それを外に発信しても恥ずかしいことではないと思える社会になってきていると社会学者は分析しています。

従来、友人の多さやネットワークの広さは長所としてとらえられてきました。

しかし、若者の間では友人とのつながり方について「広く浅く」よりも「狭く深く」がよいとする考え方が浸透してきています。

一人でカラオケに行ったり、食事したり、究極は一人でディズニーランドに行ったりする人もいるらしいのです。

そこには友人に気をつかわずに自分一人で好きなことを好きな時間にすることができる解放感があるのではないかと思われます。

インターネットやSNSの普及で、一人時間の重要性を若者が感じはじめているのかもしれません。

ただ前述の「ぼっち同好会」が最近、定期的に部員同士が集まり昼食をとることもあるらしいのです。

それはもはや「ぼっち飯」と呼べないのではと危惧しています。

ランニングマシーン

よくスポーツジムなどにあるランニングマシーン。

場所が限られたところでランニングするには便利なマシーンです。

なぜか、そのランニングマシーンに乗っている夢をみました。

自分が時代の流れというスピードのランニングマシーンに乗って走っている姿です。

そのスピードはどんどんと速くなっていき、時にはふり落とされそうになります。

ついていくのがやっとの状態です。

これだけ一生懸命に走っても風景が変わらず、一歩たりとも進んでいないのではないかという不安。

もっと楽な道があるぞという誘惑。

もう走るのを止めてしまえというささやき。

そんな心の中はおかまいなしにスピードはどんどんと上がっていきます。

するとだんだんと苦しくなくなってきました。

知らず知らずのうちにスピードについていけるくらいの心肺能力、脚力、筋力がついてきたのです。

見ている風景は変わらなくても困難を正面から受け止め、努力して走り続けることでいろいろな力が経験値として備わってきてるのかも知れません。

そうなることを信じて、走り続けることは止めてはいけないと思いました。

アルファ碁とOK GO

グーグル・ディープマインド社が開発した囲碁の人口知能(AI) 「アルファ碁」が世界で最も強い碁士の李セドル九段を破ったニュースは世界に衝撃を与えました。

ついに人工知能が人間の知能よりも勝るようになってしまったのかと落胆した人も多いのではないかと思われます。

アルファ碁は「深層学習+強化学習」が強さの秘密です。

しかしながら、OK GO というバンドのミュージックビデオをみると、独創力という点では人間の方が一枚上のような気がします。

OK GOはアメリカのロックバンドですが、とにかくミュージックビデオがすごいのです。

CG,合成、映像加工なしでメンバーを中心としたキャストが体当たりで作っており、基本的に長まわしの一発撮影です。

そこには人間の智恵と工夫、体力、情熱といった人間臭い一面が感じられ、人間ってすごいなと感動してしまいます。

ミュージックビデオの制作には日本人も加わっているらしく、Perfumeが登場するシーンもあります。

無重力状態での撮影の「UPSIDE DOWN&INSIDE OUT」 かさの開閉でネオンサインのように表現している「I WON’T LET YOU DOWN」がおすすめです。

百聞は一見にしかず。是非一度みて、マンパワーのすごさを感じてみて下さい。

恩に報いる

4月は新しいコトが始まる時期です。

初めて新しい学校に入学する人、初めて会社に就職する人、又、新しい職場に変わった人等、様々であると思います。

それぞれの人々が新しい世界へ飛びこむ時のワクワク感と緊張感を持って望んでいると思います。

このスタート地点に立つまでは色々な事があっただろうと思います。

しかし忘れてほしくないのは、自分一人で到達したのではなく、家族、友人等の支えがあってこそだということです。

そしてもうひとつ、健康であることのありがたみです。

家族、友人等の支えと健康に感謝して、新しい道を切り開いてほしいと思っています。

新しい環境になじむことは大変です。ウマの合わない人もいるかもしれません。

他人は自分とは違うという当たり前の事を心の底から理解すると、何か解決の糸口が見つかるかも知れません。

成果を求めるあまり、頑張りすぎて体調を壊すことは誰も望んでいません。

自らの健康に留意して、一歩一歩確実に歩んでいくことが、周りの人々の恩に報いるということなのです。