松ケンと朝シャン

松ケンと小雪が結婚というニュースを聞いてびっくりしていると、映像を見て二度びっく
りしました。

松山ケンイチさんだったのですね・・・

てっきり松平健さんだと思っていた自分がとても恥ずかしかったです。

松山ケンイチさんは松ケンで、松平健さんはマツケンだそうです。

ちなみに前田健太さん(広島のピッチャー)はマエケンです。

休日は朝シャンという雑誌の記事を読んで、これまたびっくりしました。

朝からシャンパンを飲むという大変優雅なことだったのですね・・・

てっきり朝からシャンプーだと思っていたので、何も休日でなくてもと思っていました。

年齢をかさねるということは、知識と経験が積み重なり膨大な量になっているので、時々
同音語が入ると以前の情報の上書き保存が困難になっているのかなと思うことがありま
す。

十数年前、まだ携帯電話が普及しはじめた頃、となりのおじさんたちの話が衝撃的だっ
たのを今でも憶えています。

「おっ、お前の携帯電話もアウか?」とおじさん同士の会話がはじまりました。

「やっぱりNTTドコモよりアウの方がいいな・・・。」

「・・・・」

「おじさん、それはauと書いてエーユーと読むのですよ。アウではないですよ。」と、のど
まででかかりましたが結局言えませんでした。

そのおじさんがどの時点で読み方の違いをわかったのかは知るよしもないですが、まさ
かローマ字読みではなく、アルファベット読みだとは思いもよらなかったでしょう。

でも今は、そのおじさんのことをバカにすることはできません。

いつか自分も超ド級のボケをかますことになるかも知れないことを考えると心配でもあり、
少し楽しみでもあります。

遅ればせながら・・・

遅ればせながら「もしドラ」を読みました。

ご存知の方も多いとは思いますが「もしドラ」とは「もし高校野球の女子マネージャー
がドラッカーのマネジメントを読んだら」というタイトルの本で発行部数が250万部を越
える大ベストセラーです。

2009年に発売されて話題になっていましたが、あまり読もうという気になりませんで
した。

その理由は、なんとなくタイトルと表紙のアニメから高校野球を舞台にした青春ドラマ
なんだろうと想像してしまい「読まず嫌い」だったと思います。

読んでみると、とってもおもしろい。1日で読んでしまいました。

次の展開をすぐにでも読んでみたいと思った本に出会ったのは久しぶりです。

まず、ドラッカーのいうマネージャーと野球部の女子マネージャーが同じであるという
誤解を主人公がすることがおもしろいのですが、読み進めるうちに誤解ではないのが
わかります。

「野球部の顧客は誰か?」 「マネージャーの資質とは?」

主人公のみなみが問題に直面するとドラッカーの「マネジメント」を読み、苦悩しなが
ら解決し、野球部を強くしていく様は痛快です。

個人的には、「専門家には通訳がいる」というくだりが気に入っています。

まだ読んでいない人にはおすすめな本です。

本が苦手な人はアニメが4月25日(月)からNHK総合テレビで放送される予定です。

又、AKB48の前田敦子さん主演で映画化され、6月4日(土)から公開だそうです。

今年は空前のドラッカーブームが起こりそうな予感です。

ビミョーな結果

先日受けたTOEICのテスト結果が知らされました。

スコアは610点でした。

昨年の夏に受けたスコアは605点だったので、5点アップしました。

ビミョーな結果です・・・

今回は2回目なのでテキストを買ってそれなりに勉強して、できるだけの準備をした
のにこの結果とは少し残念です。

準備をした分、TOEICの傾向がつかめて問題の意図もわかるようになっていました。
時間配分もシュミレーションどうりにできたと思います。

なのに、このビミョーな結果です。

まぐれでも納得のいくスコアなら、ここでスパッと止められるし、前回よりも悪いスコア
なら実力はここまでとスパッと止められると思っていたのに・・・

次回、チャレンジすべきなのか迷う結果です。

英会話の先生は「震災の影響で受験者数が減ったので、比較的スコアが低めに出て
いる」とビミョーな励ましをしていました。

次のTOEICの時期までに先生が「三度目の正直」ということわざを知らないままでい
てくれればいいのにと、祈っている今日このごろです。

こんな時こそ

「こんな時こそ、経済を回すためにも買わないとね!」と言って靴を買ってくれた人がい
ました。

本当に涙が出るほど、うれしかったです。

過度な自粛は経済全体を縮小させてしまいます。だから普段どうりの生活に戻れる人
は普段どうりに戻った方がいいのではないかと思います。

特に西日本の人たちは被害が少ないので、普段どうりの経済活動をすることが長期的
には支援につながるような気がします。

先日、東京方面へ出張してきました。

聞いていたとうり街全体が節電モードで照明が暗く、エスカレーターが停止していまし
た。はじめは少しとまどいましたが、街の人々は当たり前のようにそれを受け入れ、順
応していました。

そのことに私は感銘しました。

被災された人たちのことを考え、共に痛みを分かち合おうとする気持ちが伝わってきた
からです。

停電中にろうそく1本の部屋に集まり家族の会話が増えたことや、階段を使うことによ
り運動不足が解消されたことなど、思いがけない産物もいろいろあるようです。

便利なモノに慣れすぎてしまっていた世の中で、何が必要で何が無駄なモノかが、わ
かってきたような気がします。

「節電中にて支援中」

東京の居酒屋のドアにはってあったこの張り紙が、一番状況を表していると思いました。

カズのゴール

先日、東日本大震災の復興支援を目的としたサッカーのチャリティマッチが行われま
した。日本代表対Jリーグ選抜という形で行われ、本田選手や長友選手など海外で
活躍している選手も多数駆けつけ、大いに盛り上がりました。

その中でJリーグ選抜のカズこと三浦知良選手が劇的なゴールを上げたことは大き
な感動を呼んでいます。

最近はJリーグでの出番も少なく、活躍する機会があまりないカズが日本中が注目
する試合でJリーグ選抜唯一の得点を上げたことは誰もが「(強運を)持ってる」選手で
あると思ったことでしょう。

しかし、カズの試合後のコメントにはもっと感動致しました。要約すると以下のとうり
です。

「持ってると言われるのは好きではない。ゴールは簡単なゴールではなかったが、チ
ャンスに実力が出せれてよかった。日々の努力や練習の成果が一瞬のチャンスをつ
かむことができた。」

常に年齢の壁に悩みながらも努力を積み重ねてきたカズ

努力に裏打ちされた実力者に一瞬訪れる好機 

それをものに出来るか出来ないかには大きな違いがあります。

イチローの栄光に日々の努力があるように神様は真の実力者のみに一瞬のチャン
スを与え、それをつかんだ者のみが栄光を勝ち取るのでしょう。

運のみではい上がった人はそれほど長続きしないでしょう。

カズが「持っている」と言われるのがあまり好きではない理由が、少しわかったような
気がしました。