こんな時こそ

「こんな時こそ、経済を回すためにも買わないとね!」と言って靴を買ってくれた人がい
ました。

本当に涙が出るほど、うれしかったです。

過度な自粛は経済全体を縮小させてしまいます。だから普段どうりの生活に戻れる人
は普段どうりに戻った方がいいのではないかと思います。

特に西日本の人たちは被害が少ないので、普段どうりの経済活動をすることが長期的
には支援につながるような気がします。

先日、東京方面へ出張してきました。

聞いていたとうり街全体が節電モードで照明が暗く、エスカレーターが停止していまし
た。はじめは少しとまどいましたが、街の人々は当たり前のようにそれを受け入れ、順
応していました。

そのことに私は感銘しました。

被災された人たちのことを考え、共に痛みを分かち合おうとする気持ちが伝わってきた
からです。

停電中にろうそく1本の部屋に集まり家族の会話が増えたことや、階段を使うことによ
り運動不足が解消されたことなど、思いがけない産物もいろいろあるようです。

便利なモノに慣れすぎてしまっていた世の中で、何が必要で何が無駄なモノかが、わ
かってきたような気がします。

「節電中にて支援中」

東京の居酒屋のドアにはってあったこの張り紙が、一番状況を表していると思いました。