コロナが変える社会

5月25日 政府は残されていた地域の緊急事態宣言を解除しました。

これからは徐々に休業要請も緩和し、経済活動も進めていく方針だと思われます。

これはもちろんワクチンや治療薬がない中で、ウイルスと共存しながら仕事や生活をしていかなければならないということであり、それぞれに自覚と覚悟が必要であります。

弊社が展開している百貨店も次々に再開しています。

直営店も関西は25日から再開しており、関東は6月1日から再開致します。

新型コロナ感染防止策を徹底して、お客様に安心してご来店していただけるように万全を期しています。

コロナは私たちの生活を一変させました。

国民一人ひとりの健康に対する意識が高まったことは言うまでもありません。

朝起きて発熱はないか、倦怠感はないかなど特に意識しなかったことが最重要関心事となりました。

仕事のおいても「発熱があれば自宅待機」があたり前となり、以前の「少しくらいしんどくても頑張って働く」という昭和的常識が社会的にNGとなりました。

社会的常識をゆさぶるコロナ。

次は何を変えるのでしょう?

静かな美容室

先日、いきつけの美容室で髪を切ってもらいました。

新型コロナの影響でその美容室も2週間ほど休業していたのでお客様は予約で一杯でした。

感染防止のため席の間隔を十分にとり、美容師もお客さんもマスク着用でした。

耳のゴムの部分は髪の毛を切るときに邪魔になるので、はずしてマスク本体にテープ止めをします。鼻と口を覆うマスク本体は両面テープで顔にひっつけます。

そうすることで鼻と口は防護され、安心して髪を切ってもらうことができます。

いつも切ってもらっている美容師さん (男性) もあまりしゃべりません。

本来たくさんある雑誌も感染防止のため撤去されています。

おしゃべりと雑誌のない美容室はいつもと違う静かな空間となっていました。

普段なら1~2ヶ月のうちにあったことやたわいのない世間話をするのですが、コロナの状況下では接近してのおしゃべりは控えなければいけません。

他のお客さんも自粛生活のストレスや苦労話をしたい気持ちを抑えてじっとおとなしくしています。

コロナが収束して社交場としての美容室の役割を早く取り戻してほしいです。

もう、感謝しかありません!

3月23日から応援購入サービス「Makuake」でスタートした「ビズッパ3」のプロジェクト。

公開初日に目標金額を達成し、5月14日の最終日終了時点で 応援購入総額 10,523,000円を記録し幕を閉じました。

達成率 2104%、サポーター 680人 と予想をはるかに上回る皆様からのご支援にもう、感謝しかありません!

スタート当初はコロナの影響が今ほどではなかったのですが、4月に入り緊急事態宣言の発動後は百貨店をはじめとする商業施設が次々と休業し、街から人影と賑わいが消えていきました。

そのような沈滞ムードの中、私たちは支援者の方々に助けられました。

「こんな靴をずっと探していました」

「届くのを楽しみにしています」

日々届く支援者のコメントにどれほど勇気づけられたことでしょう。

それにより私たちは前を向くことができました。

支援者の皆様をはじめとしてマクアケのスタッフの方々、社外から応援してくれている方々、そしてビズッパ3プロジェクトチームのみんな、製造スタッフのみんな、その他ビズッパ3に関わるすべての皆様に改めてお礼申し上げます。

ありがとうございました。

 

国産回帰へ

新型コロナウイルス感染拡大前はグローバルなビジネスが主流でした。

一つの製品を作るにしても企画、原材料調達、生産、販売が複数の国に分かれていて、それぞれの最適地 (主にコスト) が選ばれていました。

そのようなビジネスモデルが利益を最大化するともてはやされていました。

生産を中国でして、世界各国で販売するケースが主要となり、中国が世界の工場といわれるようになりました。

ところが新型コロナウイルスの感染が拡大すると各国は人とモノの流れを止めました。

自国を守るためにやむを得ない措置です。

日本もマスクを中国生産品に大きく依存していたので、たちまちマスク不足に陥りました。

マスク以外でも消毒液、医療用ガウンの不足が叫ばれています。

今、日本のメーカーが立ち上がり、それら不足品を作りはじめています。

コロナが収束した後に今までのサプライチェーン(供給網)が再構築されるのかはわかりません。

自国で必要な分は他国へ輸出することをしなくなるかもしれないからです。

コロナ後の社会を見据えて生活必需品の対外依存度を下げ、国産回帰の流れを作っていってもらいたいです。

病気・ケガをしないことが支援

医師、看護師をはじめとする医療従事者は日々最前線に立ち、地域の医療を守るために働いています。

院内感染するリスクに不安を感じながらも懸命にその使命を果たそうとする姿に胸を打たれます。

その医療従事者の方々を支援したいと思いますが、今できる最大の支援は病気・ケガをしないことではないかと思います。

つまり、病院にできるだけ行かないことが医療従事者の負担を減らし、実質的に支援になるのではないかと思います。

そうは言っても体の不調を感じることもあります。

そこで取り入れたいのが「セルフメディケーション」です。

「セルフメディケーション」とは「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」です。

その効果は 1.健康管理の習慣がつく 2. 医療や薬の知識がつく 3. 病院で受診する手間と時間が省かれる 4. 国民医療費の増加を防ぐ等が考えられます。

いろいろなサイトや無料アプリがありますので、自分の健康管理に気を配り、多少のことは自分で治すことができれば医療従事者への負担は減らせるのではないかと思います。