夏の自由研究

8月も後半になり夏休みも終盤を迎えています。

この時期は夏休みの宿題に追われて必死になっていた子供時代を思い
出します。

その中で一番最後に残るのが「自由研究」というものでした。

昔は調べるといえば図書館に行き、百科事典で調べるのが定番でした
が、今の子供はネットでサクサク調べています。

とても簡単で正確です。

写真などもプリントアウトして切り抜けば、きれいでわかりやすい研究作
品の完成です。

昔はコピーをするという考えもなく、ひたすら百科事典のイラストを書き写
していました。

提出期限がせまってきているので、レポートの枚数をうめるのに必死で文
字と絵の大きさを考えないとてもバランスの悪いアナログ作品でありました。

そう思うと10年後、20年後の子供達の自由研究はどうなっているでしょう。

ソフトはパワーポイントを使い、提出はUSBメモリでといったことが当たり
前になっているような気がします。

そのような小学生が社会人になればどのようなスキルが必要とされるのか
は恐ろしくて考えないでおこうと思います。

 

じわり、インフル。

 新型インフルエンザがじわりと流行しだしています。

夏のこの時期にこれだけ流行するということは、空気の乾燥する冬
にかけてはかなりの広がりをみせるのではないかと懸念されます。

ほとんどの人が新型インフルエンザの免疫をもっていないので感染
のスピードは非常にはやいと思われます。

まだ記憶に新しい今年の5月下旬、大阪は新型インフルの流行予
防のため、学校が一週間休校になりました。

その時は街中の人がみんなマスクをして人ごみをさけるように、ひっ
そりと暮らしていました。

デパートや映画館等は、うそのように人が消えてしまったという印
象でした。

もちろん流行予防のために必要な措置であったのですが、関西経
済に与えた影響は甚大でした。

又、同じような事態に今度は日本中が陥ってしまうのではと心配
です。

そのような状況下で人の弱みにつけこんで、もうけようとする悪徳
商法は人として許しがたい行為です。

そのような商法にのらないためにもマスクや手洗いグッズの用意を
しなければならないなと考える夏の終りでした。

 

播磨屋ステーション

播磨屋ステーションとは日本一のおかき処として有名な播磨屋
本店が運営するフリーカフェです。

フリーカフェとは文字どうり全てがフリー(無料)でコーヒー等の
「ドリンクバー」と朝日あげ等の「おかきバー」がいただけるという
ちょっと信じられないようなお店です。

それも場所が東京虎の門のビジネス街の真ん中という超一等地
にあるということが驚きです。

ビジネスマンや家族連れ、旅行客等が休憩に利用しているようで
いつも満員の状態です。

しかしなぜ、このようなフリーカフェをしているのか不思議でした。

その答えは播磨屋本店さんによると2つの運営目的があるそう
です。

1つ目は10代から30代の若い人たちにおかき、せんべいをPR
するためです。(なるほど)

2つ目は地球環境問題の重大性や緊急性を正しく伝えることだ
そうです。(すごい)

上記2つの目的のためにフリーカフェを運営するとは、目先の利
益のことばかりが優先される最近の世の中においては、なかな
かできることではありません。

もし、大阪にフリーカフェができたらどうなるのかなと思っていたら
大阪御堂筋のビジネス街の真ん中に、つい最近(2009.7.27)
オープンしたということです。

そして今後も同様のフリーカフェを日本全国の主要都市やパリ、
ニューヨークまで出店する計画だそうです。

その壮大な計画を前にしては、月々の家賃と人件費はいくら
くらいだろうかと考えることはちっぽけなことの様に思えて頭の
中から消し去りました。