創立27周年

11月22日は株式会社サロンドグレーの27回目の創立記念日でした。

それを記念して社員の皆さんと創立記念交流会を開きました。

今回は少し趣向を変えて、焼肉食べ放題の店にしました。

若い社員が多いせいもあり、皆さんよく食べておりましたので焼肉食べ放題にしてよかったと思いました。

創立記念日のたびに思うのですが、ここまでこれたのは社員をはじめお客様、仕入先の方々のおかげであると思っています。

又、28年目に向けて、一丸となって頑張っていかねばという思いにかられています。

その際に社員の方々からプレゼントされたのが 「まいにち修造!」 「ほめくり修造!」 いう松岡修造氏の熱い言葉満載の日めくりカレンダーでした。

内容は様々ですが、いろいろな悩みに対応しているので工夫のあとがおもしろいです。

私の好きなのは「干し餅は干されているようで、干されていない」

(要約)誰からも必要とされていないと思っているのか?干し餅を見ろ、真冬に1ヶ月も外で放ったらかしにされる。でも作物のとれない時期には保存食として重宝される。干されているようでようで干されていない。必要とされる時までしっかりと自分を磨いておこう。

仕事には光のあたる分野と陰で支える分野に分かれます。

どちらも大切で、必要とされていない人はいないのです。

必要とされていないと感じたら干し餅を見て考えましょう。

 

ドラッグストアの閉店

自宅の近所にあるドラッグストアが突然閉店しました。

オープンして10数年は経っていたでしょうか?街並みの風景に同化していました。

夜11時まで営業していたそのドラッグストアは、急な買い物にとても重宝していた記憶があります。

閉店の予告もなく突然閉まったシャッター。

気さくに応対していた店員さんの顔が浮かびます。

今頃どうしているのか?

永年お世話になったお客さんに何の前ぶれもなく店を閉め、閉店のはり紙さえ出していない態度、姿勢を思うと、その従業員の処遇がどうなったのか気になります。

ドラッグストア業界は数少ない成長業界としてここ数年伸びてきましたが、現在曲がり角を迎えています。

その一因として、医薬品を巡る規制緩和があります。

原則、薬剤師の配置が義務付けられていたのですが、登録販売者という資格保有者の配置で販売が可能となりました。

又、2014年には、一定の条件を満たせばネット販売が可能となっています。

大手はM&Aによる規模の拡大を狙っています。

そのあおりを受けたかのような近所のドラッグストアの閉店。

またひとつ街並みが浸食されていくようでさびしいです。

 

夢のゴール

遅れていましたホームページのリニューアルが完成し、皆さまにご覧いただくことがやっとできました。

今回は、草刈民代さんのイメージやプレミアムブランドの登場により、若々しくファッショナブルなテイストを演出した構成となっています。

又、PC、タブレット、スマホ等、色々な機器でスムーズにみていただけるように配慮しております。

この場を借りまして、リニューアル作業にたずさわっていただいた全ての皆さまに厚く御礼申し上げます。

NHKのプロフェッショナル仕事の流儀の主題歌「プログレス」が大好きなのですが、10年目を迎えるにあたり「プログレス」に続く新曲を作ろうと、スガシカオさんとそのスタッフが苦悩して曲を作っていく過程の番組をみました。

10年前と今では時代の空気感が違います。

「あと一歩だけ前に進もう」 これは「プログレス」のサビ部分です。

苦悩と挫折をくり返して打ちのめされている人に一筋の光を与えるエールです。

この感覚は今と合っているのか?

夢をかなえるの夢って何?考えれば考えるほどわからなくなってきます。

スガシカオさんが苦心して作った新曲 「夢のゴール」 ではこういっています。

「夢は何?パイロット、パティシエ、スポーツ選手、それは職業の名前であって、君が歩いていく道の名前じゃない」

「きっとボクらが生きる最高のカタチは誰かのための自分になること」

自分がいるというだけで周りを笑顔にできること、それはある意味、夢のゴールといっているような気がしました。

特定の職業ではなく、今いる自らの職業の中で十分できます。

誰かのための自分になることを目指したいと思います。

 

 

直感と人工知能

東芝の不正会計問題についてある新聞はこう論評しました。

「トップの指示を忠実に実行するやり方が浸透し、逆に問題が起きやすくなった。現場は直感を大事にすべきだ。ビッグデータ、人工知能時代の盲点は数値化できない直感に重きが置かれなくなっていること。おかしいと思ったときの直感は案外正しい。」

実生活では頼ることの多い直感。

しかし、論理や統計を重んじる分野では「思い込み」「感覚的」と非難され、端に追いやられてしまう。

会議等の場面では、立派な統計やデータの前に「なんかちょっと違うような気がするけど・・・」と思っていてもそれらを論破する論理性がないのが直感です。

直感は「メタ認知」と呼ばれる脳の機能の1つです。

ただ、この機能には個人差があって、鋭い人と鈍い人がいます。

だから会議等で直感的な発言をしても同調者が少なく、統計やデータに負けてしまうのです。

ファッションの分野では売れ筋のデータを収集し、安価に大量生産した手法は売場の同質化を招き、失敗しています。

人工知能は情報の分析、仕分け、予測分野ではすぐれていますが質感の理解、意思、感情の分野ではとうてい人間を超えることはできません。

人間は直感を鍛えるべきです。なぜなら受験エリートのような頭の良さや計算力は、いずれ人工知能に置き換えられてしまうからです。

専門家は、直感力は訓練で鍛えやすいと言っています。

直感の鋭い人と一緒にいることや、新しい分野にチャレンジすることで新たな視点が生まれ、直感力は上がります。

やがて訪れる人工知能時代に備え、直感力を鍛えていきたいと思っています。