今年を振り返って思うことは、全体の消費が前半と後半とでは大きく違っていたなということ
です。
今年の前半は消費増税前のかけ込み需要もあり、靴も含めよく売れていた印象です。
しかし、4月の増税を境に状況は変わります。
反動減が想定内だったため、しばらくすると消費は戻るだろうと考えていましたが、5月6月と
消費の力強さは戻りませんでした。
7月からのセールは爆発するのではという予想もむなしく、不発に終わりました。
特にサンダルの不振は意外でした。
秋になり、一番売れる時期の10月11月と全国的に大きな伸びはありませんでした。
これは私たち靴業界だけではなく、アパレルやバッグ等の業界も同様でした。
この後半の消費不振が増税後の反動での一過性のものなのか、それともモノ余りの世の中
での「買わない選択」をした消費動向なのかはわかりません。
もし、後者であるなら長期的な消費不況の始まりなのかもしれません。
いずれにしても、私たちは消費者にとって買いたいと思ってもらえる靴を企画、製造、販売し
ていくことが進むべき道だと思っています。
来年は、商品企画に力を入れ、トレンド性の高いコンフォート靴を世の中に出していきたいと
考えています。
今年一年ブログを読んでいただいた方、ありがとうございました。
良いお年をお迎え下さい。