進化するコインランドリー

厚生労働省の発表によるとコインランドリーは毎年5%前後増え続けており、全国に約2万店あるといわれています。

昔の「暗い」 「汚い」 のイメージはもうなく、カフェや子供を遊ばせる空間を備えた店もあるほど明るい清潔なイメージになっています。

なぜそのような進化を遂げたのでしょう?

それは時代の流れによる利用者の様変りです。

かつては単身者や学生が主流であったのが、今は主婦を中心とした女性が中心です。

女性の社会進出や共働き世帯の増加を背景に、週末にまとめ洗いが短時間で効率的にできるコインランドリーが注目を集めているのです。

又、布団やシーツ類などを高温の乾燥機能で仕上げてくれる点が、ダニなどを気にする人たちにも人気なのだそうです。

振り返ってみると、かつては洋の東西を問わず「共同洗濯場」 が各地にありました。

そこは地元の人たちの憩いであり交流の場でした。

公衆浴場がなくなり、地元の人たちが交流する場所がなくなっている現代社会で、もしかしたらコインランドリーがその役割を果たすのかもしれません。

AI (人工知能) タクシー

人口知能の得意とする分野はデータの解析と予測です。

名古屋のタクシー会社ではAI (人工知能) タクシーが走っているそうです。

カーナビの地図を500m四方に分け、今後30分以内にタクシーを利用するであろう客数を数字で表示させるというシステム。

ドライバーはその数字の多い地域へ向かうとお客様を拾えることが多いそうです。

人工知能の指示通りに走っているタクシーは、そうでないタクシーに比べて20%も売上が高いそうです。

そのしくみは、携帯電話会社の持っている人間の位置情報データとタクシー会社の持っているタクシー乗降データを1年分人工知能に読み込ませて天気、日付、曜日の特性を付加させて学習させたそうです。

すると、今日はこの辺りにタクシー利用客がいると予想してくれるのです。

なんと、その精度は95%以上。

30年のベテランドライバーと2年目の新人ドライバーの売上に大差がなく、経験とカンがものを言う世界ではなくなってきているらしいです。

このタクシー会社は今年中に1200台全てにAI (人工知能) を搭載する予定だそうです。

ウシブル

夏の暑さは人間だけではなく牛もバテます。

乳牛は夏になると暑さのために乳量が落ちてしまいます。

そこで考え出されたのが乳牛向けの着る端末、その名も「ウシブル」

スポーツウエアにも使う伸縮性に優れた冷感素材を採用し、乳牛の首や肩の部分を覆います。

生地には乾き具合を検出するセンサーが織り込んであり、乾燥すると外付けのチューブから適量の水を供給し、体表面の温度を約5度下げる効果があります。

実験の結果、ウシブルを着用すると乳量が落ちなかったそうです。

従来は温度を下げるために牛舎に散水などをしていたそうですが、水浸しになってしまい衛生的にもよくなかったのです。

その点ウシブルは手間入らずで衛生的なのです。

酪農や農業の分野でIT技術が導入されることにより手間が省け、効率もよくなることが期待されています。

水汲みの労働から解放されたように、今まであたり前と思っていた労働から解放される時代を迎えています。

 

安近短ライブ!

夏は音楽ライブが盛り上がる季節です。

近年、夏フェスなどの人気はうなぎ登りでチケットもやや高め。

会場が遠かったり、帰りの混雑にウンザリという人も。

そこで、最近は安くて近くて短時間、名付けて「安近短ライブ」を楽しむ人が増えています。

それは同じファンの友人たちが集まり、ライブDVDをカラオケ店で鑑賞するだけなのですが、侮るなかれ。

部屋を暗くし、手にはペンライトを持ち、プロジェクターで大きく映像を映し出すとライブ感はコンサート会場そのもの。

大音量で友人たちと歌ったり、お互いに体をぶつけ合う軽めのモッシュをしたり、大いに盛り上がることができます。

「アーティストをアップでみれる」 「好きな曲を何度でも聴ける」  「お酒やおつまみもOK」 「いつでもトイレに行ける」 など本物のライブ会場にはないメリットもたくさんあります。

今年の夏は安近短ライブで盛り上がりましょう!