感謝!

今年も早いものであと残り一週間となりました。大変厳しい1年でありましたが
このように無事に年末を迎えることができるのはひとえに得意先、仕入先、そし
て従業員の皆さんのおかげであると思っています。

私なりにこの1年を振り返ってみると、様々なことにチャレンジした1年であった
と思います。

その中で一番大きなチャレンジはこのブログの開設だと思います。

関係者のすすめで初めは正直あまり乗り気でなかったブログが、なんとか一週
間に1度のアップではありますが、継続できていることが何よりもうれしいです。

「ブログを書かねば」と思うようになってからは、周りの景色が違って見えてきま
す。何かと好奇心が出て来ますし、物事を探究しようという気になってくるもの
です。

少し見聞きしたことでも正確な情報かどうか調べますし、この微妙なニュアンス
をどう伝えたらいいのか、表現にも工夫しようと思います。

そのような何気ない変化が自分の中に芽ばえてきているのを感じます。私にとっ
てとても大きなプラスの成長であったと思います。だからブログを勧めてくれた関
係者の方に感謝したいと思います。

まだまだつたない素人ブログではありますが頑張って続けていきたいと思います。

最後になりましたが、私どもの会社を応援してくれている全ての人に感謝をささ
げながら本年最後のブログの幕を閉じたいと思います。

ありがとうございました。

JAL名人会

JAL名人会とは日本航空国内線の無料オーディオプログラムの1つで漫才、
落語を収録しているものです。

最近、出張で飛行機を使うことが多く、JALにもよく乗っています。

いつもは音楽のチャンネルを何気なく聴いているのですが、先日の出張の
時にJAL名人会を聴きました。

その理由は、出演がサンドウィッチマン(漫才)だったからです。

ご存知の通りサンドウィッチマンは、2007年のM-1グランプリ王者で一躍
有名になった漫才コンビです。下積み時代が長いせいか実力は相当なもの
で、私の大好きな漫才コンビです。

収録は東京のあるホールで行なわれていたらしく、お客様の笑い声とかラ
イブの臨場感があふれるものでした。

初めのうちはショートコント風の軽い笑いのものだったのですが、中盤にか
けて長いネタに入ると富澤がボケ倒し、伊達の鋭いツッコミが炸裂しだしま
した。すると、収録のホールは爆笑の渦と化してきました。

私も肩が小刻みに震え、笑いを必死でかみ殺しています。

当然、機内は静かで笑い声を上げようものなら変人扱いです。

笑いたいけど、笑えない・・・。

隣のビジネスマンは、私の動きがおかしいことを察し始めているようです。

「JAL名人会のサンドウィッチマンがおもしろくて・・・」と隣の人に言い訳した
いですが、それも変だしできません。

もうこれ以上、富澤がボケまくると爆笑してしまう・・・。
そうなれば私は機内の笑い者・・・。

ああ もうダメかもと思った瞬間、突然音声が途切れ「当機はまもなく着陸体
制に・・・」というアナウンスが・・・。

「助かった・・・。」

機内の笑い者にならずに助かった瞬間でした。

もしJAL便で肩が震え笑いをこらえてる人がいたら、それはJAL名人会を聴
いている人でしょう。

H&Mとイケア

ファッション製造小売業の「H&M」(へネス・アンド・マウリッツ)とホーム
ファッション企業の「イケア」が日本上陸後、順調に売上を伸ばしています。

日本に進出する以前は日本での知名度はあまりなかったと思いますが、
H&Mが年商1兆2500億円を、イケアは3兆円を世界相手に売り上げる
文字通りグローバル企業であります。

その2社は共通する点がとても多いです。

まず第一に、共に人口900万人ほどの北欧のスウェーデン企業であると
いうことです。実はスウェーデンには世界に進出し成功している企業がと
ても多いらしく、その理由は自国のマーケットが小さいので、世界市場を
見据える考え方が定着しているのが主な要因であると思われます。

米・英・仏などの大手企業は自国のマーケットが巨大であるため、自社の
やり方を押し付ける手法が目立ち、失敗するケースが多いようです。

第二の共通点はSPA(製造小売業)でありながら自前の工場を持たない
ファブレス企業であるという点です。両社はローコストを実現するために世
界中に協力工場を持ち、最適生産を実現しているのです。

そして最も興味深い共通点は、物流システムの構築に最大の関心を払っ
ているという点です。まず、物流網の整備をして出店計画を立てるという考
え方で発想がとてもグローバルだと思います。両社ともに世界各所からの
調達や国際ハブ物流によるコストマネジメントに長けており、いかに安くス
ムーズに運べるかを常に商売の基本としているようです。

両社を迎え撃つのは日本の「ユニクロ」と「ニトリ」です。今後もいろいろな
分野でのグローバル企業が日本市場に参入してきます。又、逆に日本企
業も世界に打って出ていきます。限られた市場の中、全員が勝者になるこ
とはあり得ません。変化に対応し、知恵と工夫を駆使した者が勝ち残れる
のではないかと考えています。

エコバッグを捨てる矛盾

今年はエコバッグをよくもらいました。といっても人からではなく、デパー
トや小売店さんからノベルティ(粗品)としてもらったものです。

しかし、私は通常持つカバン以外は紙袋(主に自社紙袋)を使用するので
もらったエコバッグの出番がほとんどない状態が続いておりました。

これほどまでエコバッグがたまった原因は企業や小売店さんにとって「地
球環境に配慮しています」という消費者向けのアピールとして、エコバッグ
のノベルティがいいのではないかという判断であると思われます。

そのような論理は痛いほどわかります。・・・

年末に向けて大そうじをしようと思っていますが、これらのエコバッグを
どうしようかと悩んでいます。

今後使用しないだろう物は思い切って捨てる方針なのですが、これらの
エコバッグを捨てることに何ともいえない矛盾を感じてしまうので捨てる
かどうか迷っています。

資源をムダにしてはいけないという考えの下、作られたエコバッグ自身
が「ムダな物」になっている矛盾。

せめて燃やされた時に熱エネルギーに変換されればいいのにと、一人
思い悩んでいます。

たまったエコバッグの有効な使い方をお知りの方は、是非教えてもらい
たいと思っています。