帝国ホテルプラザ店オープン

弊社としては5店舗目の直営店を東京・日比谷の帝国ホテルで4月26日にオープン致し
ます。
店舗名は「サロンドグレー/ゴールドファイル帝国ホテルプラザ店」で帝国ホテルタワー館
内の帝国ホテルプラザ3Fにあります。
商品はサロンドグレーの婦人靴とゴールドファイルの婦人靴・紳士靴・バッグ・革小物と
たくさんのアイテムを御用意して皆さんの御来店をお待ちしています。
これで東京の直営店は帝国ホテル、ホテルオークラ、ホテルニューオータニと「御三家ホ
テル」に出店することになりました。
しかしながら、若い人には「御三家ホテル」といってもわからない人が多いようです。
芸能界でも古くは橋幸夫、舟木一夫、西郷輝彦が「御三家」と言われ、その後、郷ひろみ、
西城秀樹、野口五郎が「新御三家」と言われるなど、そのジャンルで抜きんでたビッグス
リーを呼ぶ名称であったように思われます。
おそらく、徳川御三家 (尾張・紀州・水戸) からの名残だと思います。
御三家という言い方以外でも、三つをまとめた言い方は数多くあります。
芸能界では、たのきんトリオ (田原俊彦・近藤真彦・野村義男)、花の中3トリオ ( 山口百
恵・桜田淳子・森昌子 )、一般的にも三人娘、三人衆、三羽がらす等、ある方面でのすぐ
れた三人を表す呼び方としてよく使っていたように思います。
しかし、いつの時代からか三という数字でくくられることは少なくなりました。
久しぶりに三が注目されたのは、世界のナベアツの「三の倍数と三が付く数字のときだけ
アホになります」というネタでありました。
日本には日本三景、三名城、三名園等の呼び名が残っているので、私たちもいつかは日
本で三つの指に数えられるようなブランドになりたいと思っています。

ディープ・パープル

先日、伝説のハードロックバンド  ディープ・パープルのコンサートに行ってきました。
結成は1968年、その後幾度ものメンバーチェンジや途中解散、再結成を経て現在も活動
を続けているモンスターバンドです。
私も高校生の時にはじめてディープ・パープルを聴き、強い衝撃を受けました。
その影響から当時、友人たちとバンドを組んでディープ・パープルの曲を一所懸命にコピー
しておりました。
そのような記憶を思い出しながら会場に行くと、意外にも若いファンも多いことに驚きました。
初めて生で聴くディープ・パープルはとても感慨深いものでした。
全盛期のリッチー・ブラックモア (ギター) やジョン・ロード (キーボード) がいないので、昔
の雰囲気とは少し違っておりましたが、イアン・ギラン (ボーカル) の絶叫やイアン・ペイス
 (ドラムス) の迫力あるビート、ロジャー・グローヴァー (ベース) の円熟味のある演奏は身
体の内側から熱くなっていくような感じがして、昔を想い起こさせてくれました。
しかし、年の経過は残酷なものです。
ディープ・パープルのメンバーもおそらく70歳前後だと思います。
イアン・ギランの絶叫は聞いていると昔と変わらないのですが、見ていると必死でがんば
って叫んでいるように見えてしまい、「あんまり無理しないで」という気持ちになりました。
でも、やはりプロフェッショナルです。
日頃から鍛えているであろう肉体は、ものすごくマッチョで最後まで観客を楽しませてくれ
ました。
ロックは本当にいいなと改めて想う夜でした。

増税の実感

4月1日から消費税が5%から8%になりました。
靴の場合はかけ込み需要があるのかなと思っておりましたが、春の陽気のせいもあり、3月
21日からの3連休を境に3月31日まで予想以上に売れました。
これは弊社だけではなく他社さんも同様だと聞いています。
日本全体が「今、買わないと損!」といったムードに支配され、3月末のスーパーの消耗品売
場等は異様な感じであったと多くの人が思ったのではないでしょうか?
消費全体に影響する消費税増税であるにもかかわらず、4月1日以降も今一つ実感がわかな
いのはなぜでしょう。
いろいろと思いをめぐらして、いきついた答えはICカード決済でした。
コンビニでの支払い、電車代等、ピッと決済しておわりなので、1円玉が増えたとか実体験に
よる実感があまりないように思います。
便利にはなったけれども、お金を出し入れしないため、支払う実感がうすれてきてしまってい
ます。
クレジットカードで払って、銀行口座から引き落とされる感覚と同じですね。
お金を使うという実感がうすくなるのは、消費へのハードルが下がるので歓迎すべきことなの
でしょうが、必要のない消費を喚起させてしまう懸念もあり、注意が必要です。

失敗を恐れるな!

桜の季節を迎え、新しい学校や新しい会社というステージに立った方も多いと思います。
私たちもこの春に新入社員を2人迎え入れました。
会社に慣れることは、そこにいる人に慣れること。
まず人間関係がうまくいかないと仕事に支障がでてきてしまいます。
迎え入れる側も早く慣れてもらうために心配りが必要です。
一般に最近の若者は正解を求めすぎという傾向があるように感じます。
正解を当てる選択問題や失敗すると終了してしまうゲームに慣れ親しんできたからなのか、
失敗を恐れてしまう感があります。
実はビジネスの課題には唯一の正解はないのです。
いろいろと試行錯誤しながら失敗を経験し、その経験値をもとに失敗が少ないであろう選択
肢を選ぶ知恵が生まれてくるのです。
つまり、失敗の経験値が多い人ほど失敗はしなくなるということです。
当然、同じ失敗は絶対にしないという前提はつきますが・・・
だから失敗を恐れることはないのです。
失敗をしたら、なぜ失敗したのかを探るプロセスが重要になってきます。
おおいに失敗をして経験値を積み、成功への近道を歩んでいってほしいと思います。