チコちゃんに叱られる!

「チコちゃんに叱られる!」(NHK総合) は毒舌な女の子チコちゃんが普段見過ごしている素朴なギモンを解説してくれるクイズバラエティー番組です。

2017年より単発での放送が始まり、2018年4月からレギュラー放送になりました。

好奇心旺盛でなんでも知っている5歳の少女チコちゃんが岡村隆史をはじめとする大人に素朴なギモンのクイズを出題します。正解できなかった大人は「ボーっと生きてんじゃねえよ!」とチコちゃんにすごい勢いで叱られてしまうのです。

「人と別れるときに手を振るのはなぜ?」「セピア色のセピアって何?」など、普段考えもしない事を出題されるので、ほとんどの大人は叱られてしまいます。

そもそもの企画の原点は「素朴なギモンに答えられない大人たちを5歳の女の子が叱り飛ばしたら面白いのでは」というところから生まれました。

プロデューサーはフジテレビで「笑う犬」シリーズを手掛けた共同テレビの小松純也氏。

民放バラエティーのキワを知っている方を起用する大胆さにNHKの変貌ぶりを感じます。

加えてチコちゃんのCG合成が半端ないのです。

眉毛や目、口元が表情豊かに変わるだけでなく、瞳に映り込むライトや頭の照り返しなども動きにぴったりと合っているのです。

NHKアートが最新のCG合成技術を使っているとのこと。

まだみたことのない人は是非一度みて、チコちゃんの「ボーっと生きてんじゃねえよ!」という叱りっぷりを感じてもらいたいと思います。想像以上ですから。

コインパーキング

先日、たまに利用するコインパーキングに駐車しました。

思っていたよりも用事が早く済んだので車を出すために精算機に向かいました。

駐車番号は確か18番だったよなと思いながらも少し不安になりました。

そこのコインパーキングは古く、地面の番号表示がはがれていて見づらいのです。

再度確かめに行こうかと思いましたが、私の後ろに年配の女性が早くしろと言わんばかりにプレッシャーをかけてきます。

18番と確定ボタンを押し、表示は600円でした。少し高いなと思いながらも払いました。

車の駐車場所に行くとフラップが降りていません。なんと私のとなりのフラップが降りていたのです。

まさかと思い、地面の表示番号をみましたがよくわかりません。しかし私の横の表示番号が20番とかろうじて読めました。

そうです。私は19番だったのです。

しまったと思っても後の祭りです。

気をとり直して19番で精算すると、なんと100円。

18番の人に安い理由は私が払ったからですと伝えたかったですが、不審者と思われそうなのであきらめました。

自動・省力化

多くの産業で人手不足が課題となっている中、自動化・省力化できるビジネスモデルが模索されています。

最近、コンビニが閉店し、最新型コインランドリーが入居したという話を聞きました。

その最新型コインランドリーは、23キロも投入できる洗濯機や乾燥機がずらりと並び壮観な感じさえします。

客自身がマニュアルを読み、機械のボタンを押すセルフ方式なのでスタッフは一人もいません。

深夜2時になると自動ドアが開かなくなるなど、全てが自動化されています。

コンビニでは24時間、スタッフの手配をしなければならず、オーナーの気苦労は相当なものであると想像します。

コンビニもコインランドリーもフランチャイズが多いと聞くので、オーナー側からすると人手の問題から解放されるのはかなりの負担軽減になるのではないかと思います。

そういえば、病院の受付や精算、ホテルのチェックイン、チェックアウトも機械化されているところが多いです。

駅改札や高速道路の料金所から人がいなくなり、自動化されてきた歴史をみると、その流れは続いていくのだろうと思います。

いちご大福の粉

聞いた話です。

男性上司と女性部下がお客さんのところへ向かう途中で何気ない会話がかわされていました。

女性部下 「いちご大福は本当においしいですね。」

男性上司 「おいしいね。」

女性部下 「お店で売ってたら思わず買って、すぐ食べてしまいます。」

男性上司 「そうだね。そんな時もあるよね。」

ひとしきりいちご大福がいかにおいしいかを話しながらとあるオフィスビルのエレベーターに乗り込みます。満員のエレベーターの中で女性部下は続けます。

女性部下 「歩きながらいちご大福を食べると口の周りに白い粉がつくじゃないですか?そ れって気になります?」

男性上司は満員のエレベーターの中で話し続ける女性部下にあぜんとしました。この話を早く切り上げたい男性上司は言いました。

男性上司 「気にならない。」

シーンとしたエレベーター内に突き刺さる視線。

全員がこの話を聞いていて、その答えに反応したのです。

その男性はエレベーターが到着するまで「口の周りについたいちご大福の粉を気にしないデリカシーのない男性」という烙印を押され、冷たい視線にさらされました。

もし自分が同じ立場なら、どう言っただろうかと悩みます。満員のエレベーターに乗る時は少し緊張してしまいます。

未来都市の姿

中国が北京市近郊に作り上げる未来都市がすごいのです。

なんと個人の乗用車を世界で初めて全て自動運転にするというもの。

そのために道路や鉄道などの交通インフラを地下に作り、地上の歩行者や自転車と出会わないようにするというのです。

今年3月に米アリゾナ州で実験中だったウーバーテクノロジーズの自動運転車が歩行者をはねて死亡させる事故が発生し、想定外の条件への対応の難しさを浮き彫りにしました。

世界各国ではドライバーの注意や監視を前提とするジュネーブ条約やウィーン条約が足かせになり、自動レベルの高い車を実用化する法整備が進んでいないという現状があります。

中国は両条約とも批准してしておらず、共産党がこうと決めれば法規制などの環境は一気に整います。

新しい都市をゼロから作り上げるというプロジェクト。

国土の隅々まで鉄道や道路を張りめぐらしている日本では想像もできない計画です。

面積は東京都と匹敵する2千平方キロメートル規模で、人口は200万人以上を見込んでいます。

2035年に完成する未来都市、是非行ってみたいです。