未来都市の姿

中国が北京市近郊に作り上げる未来都市がすごいのです。

なんと個人の乗用車を世界で初めて全て自動運転にするというもの。

そのために道路や鉄道などの交通インフラを地下に作り、地上の歩行者や自転車と出会わないようにするというのです。

今年3月に米アリゾナ州で実験中だったウーバーテクノロジーズの自動運転車が歩行者をはねて死亡させる事故が発生し、想定外の条件への対応の難しさを浮き彫りにしました。

世界各国ではドライバーの注意や監視を前提とするジュネーブ条約やウィーン条約が足かせになり、自動レベルの高い車を実用化する法整備が進んでいないという現状があります。

中国は両条約とも批准してしておらず、共産党がこうと決めれば法規制などの環境は一気に整います。

新しい都市をゼロから作り上げるというプロジェクト。

国土の隅々まで鉄道や道路を張りめぐらしている日本では想像もできない計画です。

面積は東京都と匹敵する2千平方キロメートル規模で、人口は200万人以上を見込んでいます。

2035年に完成する未来都市、是非行ってみたいです。