世界遺産に登録された「百舌鳥・古市古墳群」をPRする堺市のキャラクター「ハニワ課長」が今年の8月に「部長」に昇任しました。
「ハニワ部長」は古墳群が所在する堺・羽曳野・藤井寺3市の職員有志と「ハニワ部」という宣伝班を結成し、堺だけではなく他の役所と連携することで古墳群の魅力を一層伝えていきたいと意気込んでいます。
ハニワ部長は古墳時代に生まれた約1600歳の独身男性という設定でスーツにネクタイ、ハニワのかぶり物という独特のスタイルなのですが、性格はシャイでひかえめ。
私はそんなシャイでひかえめなハニワ部長にPRという仕事が向いているのかと心配していました。
しかし、7月の世界遺産登録の快挙のあとはフェイスブックの「いいね!」の数を4倍の2万件集め、マスキングテープしかない関連グッズを20種類以上に増やして販売するという積極的な活躍をみせています。
それはまさに一皮むけたというか焼き直されたというかワンランクアップしたハニワ部長の姿です。
堺市の永藤市長は「目標を達成したら局長に昇任。できなかったら課長に降格」と言明しており、ハニワ部長は「非常に厳しく、ありがたい言葉」と気を引き締めています。
ハニワ局長の誕生か、はたまた課長へ逆戻りか目が離せません。