冬の味覚の王様として人気が高いカニ。
タラバガニは食べ応えのある大振りな身が魅力で、ズワイガニは繊細で甘みのある味が魅力です。
タラバガニは北海道以北の日本海やオホーツク海など、鱈の漁場に多く生息することから鱈場ガニと呼ばれています。
タラバガニはエビ目ヤドカリ下目タラバガニ科に分類され、生物学上はカニではなくヤドカリの仲間だそうです。
ちなみに足の数を数えてみるとカニの仲間であるズワイガニは足が5対10本ですが、ヤドカリの仲間であるタラバガニは4対8本しかありません。
ズワイガニは水揚げされる漁港によりブランド化されています。
福井県で水揚げされると越前ガニ。
山陰地方で水揚げされると松葉ガニ。
その松葉ガニの中でも細かく分類され京丹後市の間人(タイザ) 漁港で水揚げされると高価で有名な間人(タイザ) ガニと呼ばれます。
カニの生息場所ではなく、水揚げされた場所で名称が変わるのです。
タラバガニとズワイガニ、皆さんはどちらがお好みでしょう?