中国でのシェア自転車ビジネスは一気に拡大して一気に縮小しました。
放置自転車が社会問題化しましたが、別の問題が発生しています。
保証金返還問題です。
シェア自転車各社は経営が厳しく、退会したい会員の保証金が返還できない状態になっています。
中国のシェア自転車大手ofoは経営難に陥っており、保証金の返還を求める人々が北京の本社に殺到する騒ぎになりました。
ある人が保証金返還手続きをすると、下記の様に返事が来たそうです。
「あなたは9193283番目です。順番に返金していますので我慢してお待ち下さい。」
なんと、900万人以上の人が返金の順番を待っているのです。
「返せません」というよりは誠意のある対応とみるべきなのか。
はたまた、「もう諦めてください」とみるべきなのか。
その人は「保証金が戻るまで気長に利用したい」と言っていました。