RUSH/プライドと友情

F1レーサー ニキ・ラウダとジェームス・ハントの壮絶なる戦いの実話の映画です。
ニキ・ラウダという少し変わった名前のF1レーサーは、私の子供の記憶にはっきりと残って
います。
大やけどを負って顔半分が焼けただれた姿は、子供の私に大きな衝撃を与えました。
だからこの映画が公開されれば、まっ先に見に行きたいと思っていました。
迫力あるレースシーン、プライドをかけた二人の天才対決、70年代の空気感、どれをとって
も超一級の完成度を持った映画だと思います。
見終わったあと、奇妙な感情になりました。
心の奥にあった闘争心が沸き上がるような感情です。
死と隣り合わせというスリル、F1独特のエンジン音とスピードが男の本能を呼び覚ますの
か…。
その夜はしばらく寝られないほどの興奮でした。
映画を観た男性は同じような感情になるのか?
女性はどのような感情になるのか?
これほど見終わったあとの感想を他の人に聞きたい映画はありませんでした。

ジャネーの法則

年末に「1年早かったね」と言っていたのに、年が明けて早や1ヶ月が経とうとしています。
年齢を重ねるごとに月日の経つのが早いように感じられますが、このような実感を心理学
的に解明したのが「ジャネーの法則」です。
19世紀のフランスの学者 ジャネーが、年をとれば1年を短く感じると説明しています。
理屈はこうです。
50歳の人にとっての1年は人生の50分の1。かたや5歳の子供にとっては人生の5分の1。
そう考えると、50歳の1年は5歳の10年に匹敵します。
だから人生が長くなればなるほど、心理的に1年が早く感じるのだそうです。
又、時間の感じ方には下記のようなことも言えるでしょう。
つらい時間は長く、わくわくする時間は短い。
退屈な時間は長く、充実した時間は短く感じられるでしょう。
今年の年末に年齢のせいだけではなく、楽しく充実した時間を過ごし「1年早かった!」と
言いたいです。

バリィさん

実は、ゆるキャラの 「バリィさん 」が大好きです。
今年大ブレークした 「ふなっしー」 や全国的に有名な 「くまモン」 よりも 「バリィさん」 を気に
入っています。
知らない方も多いと思いますので、少し紹介させていただきます。
「バリィさん」 は愛媛県今治市をイメージしたPRマスコットキャラクターで、ゆるキャラグラン
プリ2012の王者です。
風貌は黄色い玉子みたいな形のトリで、頭に来島海峡大橋をイメージした王冠をかぶって
おり、今治市名産のタオル地の腹巻をまいています。
又、日本一を誇る造船業をイメージする船の形をした財布を持っています。
この船の財布を腹巻にさしている姿がとてもかわいく、ツボりました。
焼き鳥とお酒が好きなオヤジキャラで、腹巻を集めるのが趣味です。
先日、松山へ出張する機会があり、バリィさんグッズコーナーをみつけました。
大阪ではあまり見かけないので、新たな発見がいろいろありました。
イヨノ助という友達やハルという飼い犬、腹巻コレクションの数々とバリィさんのライフスタイ
ルが垣間みれたような気がしてうれしかったです。

奇跡の星

先日、あるパーティーで日本人女性初の宇宙飛行士である向井千秋さんとお会いしました。
向井千秋さんは、医者でありながら宇宙飛行士になり、1994年にコロンビア号で、1998年
にはディスカバリー号で宇宙飛行を体験されました。
そのパーティーの席で以下のようにおっしゃっていました。
「広い宇宙の中で大気があり、水があり、重力があるということはどれほど珍しいことである
か。地球という星がまさに奇跡と奇跡が重なったような星であるということを私たちは忘れて
はいけない。」
宇宙へ行った希少な経験者が言う発言には重みがあります。
頭の中では空気や水があることが星の中では稀であることはわかっていましたが、その発
言を聞いた瞬間に、この恵まれた環境を決して壊してはいけないなと思いました。
銀河系の星の数は、2000億個以上あるらしく、そして銀河系と同じくらいの銀河が1000億
個以上あると言われています。
すなわち、宇宙の星の数は2000億×1000億以上ということになります。
これだけあると地球と同じような奇跡と奇跡が重なった星が、宇宙のどこかには存在するの
ではないかと考える方が一般的なような気がします。
そしてその中で、地球と同じような生命体が存在する可能性は十分に考えられるでしょう。

オジンオズボーン

オジンオズボーンは松竹芸能の若手漫才コンビです。
ダジャレを連発する彼らの芸風はとても好きなタイプです。
気になるのは彼らのコンビ名です。
バブル世代のロック好きの方にはすぐわかると思いますが、イギリスの伝説のヘビィメタル
バンド「ブラックサバス」のボーカル、オジーオズボーンをもじったものだと思います。
私も若い頃は、ヘビィメタルに憧れてよく聴いていました。
その頃に、おじん臭い事に対して 「オジンオズボーンやなー」 と仲間うちで笑いあっていた
記憶があります。
それが時を経て、若手漫才コンビのネーミングとして耳にした時、同じことを考える人もいる
もんだなーと妙に関心致しました。
漫才コンビ「オジンオズボーン」のファンの人は 「オジーオズボーン」を知っているのでしょう
か?
単に語呂がいいだけのネーミングと思っているのでしょうか?
漫才コンビ「オジンオズボーン」の軽妙な芸風とへビィメタボーカル「オジーオズボーン」の
おどろおどろしいパフォーマンスとは何らリンクするところはありません。
今後、漫才コンビ「オジンオズボーン」が大ブレークして、誰もが認める名漫才コンビになっ
ても、コンビ名は変えないでほしいです。
「オジーオズボーン」を知る数少ないファンのためにも。

そして父になる

福山雅治主演の 「そして父になる」 を観ました。
泣いてしまいました。
今まで育ててきた6歳の息子が、実は赤ん坊の時に病院で取り違えられた他人の子で
あると告げられる家族の葛藤の物語です。
福山雅治演じるエリートの男と、リリーフランキー演じるエリートとは真逆の男。
性格も育てられ方も違う6歳の息子。
リセットして違う家族の元で再出発できるのか?
生みの親か、育ての親か?
映画は観客にどのような価値観が正しいのかをせまってきます。
第66回カンヌ国際映画祭で初披露後、10分以上スタンディングオベーションが鳴り止ま
なかったといいます。
スティーブン・スピルバーグ監督が、ハリウッドでリメイクすることも決定したようです。
脚本、監督、編集を一人でこなした是枝監督は天才だと思います。
観終わった後 「そして父になる」 というタイトルの付け方がとても秀逸であったと、しみじ
みと心に響きます。

桧山の引退

阪神タイガースの桧山進次郎選手が今季限りで引退します。
阪神ファン以外の人にはその衝撃は伝わりにくいかも知れませんが、子供の頃からの阪
神ファンの私にとって「まさか・・・」という思いと「ついに・・・」という思いが交錯する複雑な
心境です。
桧山選手は、阪神一筋 22年 (球団最長) の在籍で、ファンに大変人気のあった選手です。
この22年間のうち、2003年と2005年にリーグ優勝を主力選手として経験しています。
最近は「代打の神様」としてファンを沸かせていました。
その桧山選手がなぜ引退を決意したかというと、夏場にシートノックに入れないことがあっ
たからだそうです。
シートノックとは試合前の守備練習で、桧山選手は右翼で毎試合前約10分間、打球を追
い、投げることを全力で行なってきました。
それが体力の限界なのか、体が動かない日があったというのです。
近年、桧山選手は代打専門で、守備につく機会はほとんどありません。
しかし、彼の中では打って、走って、守る、攻走守そろった選手がプロ野球選手という自負
があったのでしょう。
それが出来なくなった時が引退する時だと考えていたのです。
和田監督は桧山選手のことを 「後輩にもいい見本として語り継がれる準備の達人」と評価
しています。
阪神の球団フロントは、人格的にも人気の面でも将来の監督候補とみているようです。
ファンとしては、桧山選手が忘れ物と言っている日本一になって、有終の美を飾ってもらい
たいです。

7年後は・・・

先日、2020年の五輪開催都市に東京が選ばれました。
マドリード (スペイン)、イスタンブール (トルコ) との戦いでしたが、最終プレゼンが決め手
になったようです。
安倍首相、猪瀬都知事をはじめとした日本のプレゼンは、安心、安全の確実性に加え、
スポーツの力・価値というものを誠実にかつ情熱的に訴えたのが委員の心に響いたので
はないかと思います。
猪瀬都知事が言っていました。
「プレゼンで大事なのは情熱だ。いくら素晴らしい言葉をよどみなく言っても、情熱がなけ
れば相手の心を打たない」
全くそのとうりだと思います。
7年後の2020年にオリンピックが東京にやってきます。
その時自分は何歳になっているだろうと、日本中の人が考えたのではないかと思います。
それほど遠くない未来なのに、社会や街並み、周囲の人たち等、劇的に変わっているか
も知れません。
変化のスピードはそれほど速いのだと改めて認識します。
「そうか7年後は〇歳か!」 「それまで元気でがんばらないといけないな!」 「東京オリン
ピックをこの目でみたい!」というような未来に対する希望、活力が日本全土を覆う時、自
然と景気が上向きになるのではないかと思います。

ぴんとこな

先日、TBS系で歌舞伎界を舞台にしたドラマ「ぴんとこな」が始まりました。

原作は100万部を超える人気漫画で、出演はKis-My-Ft2の玉森裕太、中山優馬、川島
海荷と人気スターが勢ぞろいです。

「ぴんとこな」とは歌舞伎用語で「男らしさと憎みきれない色気を併せ持つ二枚目の役柄」
という意味らしいのです。

私は完全に勘違いをしていました。

よく派出所に貼ってある指名手配犯のポスターに「この顔にピンときたら110番!」と書い
てあります。その文と同じ用法の関西系バージョン「ぴんとこな!」(意味、ピンとこないと
ダメでしょう!)とばかり思っていました。

このフレーズは、関西ではとてもポピュラーでダメ出しの場面で使われるのが多いのです。

用例としては
「あっ、あの人、女優のAさんと違う?サングラスかけててもオーラがすごいのですぐわか
ったわ。えっ、わからんかった?にぶいなー。ぴんとこな!」

だから私は、ドラマの内容を少しボケた(にぶい)役柄の人に対し、事あるごとに「ぴんとこ
な!」とつっこみを入れる関西系コメディと勝手に想像していました。

恥ずかしいかぎりです。

本物のドラマの内容は、すれ違いや勘違いの多い恋の三角関係。

ドラマを見ながら「あやめ、もっとぴんとこな!」とつっこんでいます。

ボストン美術館展

アメリカで最も古い美術館の一つに数えられるボストン美術館は、1870年に設立され、ア
メリカの独立記念100周年にあたる1876年7月4日に開館しました。

ボストン美術館は、欧米最大の日本美術コレクションを所有しています。

なぜでしょう?

その答えは3人の日本美術マニアの努力のおかげです。

3人の日本美術マニアとは、明治政府のお雇い外国人のフェノロサ、ボストンの医師であ
り資産家のビゲロー、東京大学でフェノロサに学んだ岡倉天心です。

3人は日本美術に心酔し、研究と収集をはじめ、質、量ともに他に類をみないほどのコレク
ションを築いていきました。

それら日本美術の一大コレクションが5年にわたる修復期間を経て、日本に里帰りしてい
るのがボストン美術館展です。

東京を皮切りに名古屋、九州で開催され、最後が大阪でした。

混雑の中でしたが、じっくりと海を渡ったまぼろしの国宝と呼ばれる日本美術の至宝を見る
ことができました。

一つ一つの作品もすばらしいのですが、日本文化の良さを早くから理解し、広めていこうと
尽力したフェノロサ、ビゲロー、岡倉天心。

改めて彼ら3人への敬意を表するとともに、その思いがアメリカから日本に逆輸入している
ことに感動致しました。