夢のゴール

遅れていましたホームページのリニューアルが完成し、皆さまにご覧いただくことがやっとできました。

今回は、草刈民代さんのイメージやプレミアムブランドの登場により、若々しくファッショナブルなテイストを演出した構成となっています。

又、PC、タブレット、スマホ等、色々な機器でスムーズにみていただけるように配慮しております。

この場を借りまして、リニューアル作業にたずさわっていただいた全ての皆さまに厚く御礼申し上げます。

NHKのプロフェッショナル仕事の流儀の主題歌「プログレス」が大好きなのですが、10年目を迎えるにあたり「プログレス」に続く新曲を作ろうと、スガシカオさんとそのスタッフが苦悩して曲を作っていく過程の番組をみました。

10年前と今では時代の空気感が違います。

「あと一歩だけ前に進もう」 これは「プログレス」のサビ部分です。

苦悩と挫折をくり返して打ちのめされている人に一筋の光を与えるエールです。

この感覚は今と合っているのか?

夢をかなえるの夢って何?考えれば考えるほどわからなくなってきます。

スガシカオさんが苦心して作った新曲 「夢のゴール」 ではこういっています。

「夢は何?パイロット、パティシエ、スポーツ選手、それは職業の名前であって、君が歩いていく道の名前じゃない」

「きっとボクらが生きる最高のカタチは誰かのための自分になること」

自分がいるというだけで周りを笑顔にできること、それはある意味、夢のゴールといっているような気がしました。

特定の職業ではなく、今いる自らの職業の中で十分できます。

誰かのための自分になることを目指したいと思います。

 

 

10年周期説

金融市場には10年周期に危機が訪れるという説があります。

1987年にブラックマンデー、1997年にアジア通貨危機、そして2007年にはサブプライム問題から始まったリーマンショックがありました。

その10年後となると2017年、つまり2年後です。

この周期説を鵜呑みにすることはできませんが、景気や株価は長いスパンでみると上がり下がりを繰り返しています。

つい最近も、中国の株式市場暴落の影響で世界同時株安の展開となりました。

今は一定の落ち着きを取り戻したものの、そもそもの原因である中国経済の成長鈍化は紛れもない事実であり、すぐに好転する見込みがないことは世界のアナリストの一致した意見ではないでしょうか?

いつ暴落するかわからない薄氷を踏むような状況です。

IT技術が進化して、グローバル経済が進化した時代では他国の金融危機がすぐに世界を駆けめぐり、危機の連鎖を引き起こしてしまいます。

ギリシャ問題では、ある程度、対岸の火事であったかもしれませんが、中国問題では日本経済への影響は計り知れません。

2017年は消費税が8%から10%に引き上げられる年です。

どうか10年周期説があたりませんように・・・。

クリエイティブであるということ

弊社のシステムの都合により、ブログを1ヶ月間お休みさせていただきました。誠に申し訳ございませんでした。

今後は1週間一度の更新を目指してがんばりたいと思います。

最近、心にひっかかった出来事は五輪エンブレム撤回問題です。

模倣かそうでないかの結論は別にして、これほど悪いイメージがついてしまえば撤回もやむなしかなと思います。

今は検索機能が発達しているので、類似品を探すのは容易です。

ただ、どこまでがセーフで、どこまでがアウトかというのが分かりづらく、あくまで「これは似てる」「これは違う」という個人の感想になってしまいがちです。

私も靴のデザインを考える時に店頭の靴をよく見に行きます。

いわゆる市場調査です。その中で参考になる商品もあります。

その際に注意している点があります。

それはオリジナリティのあるアレンジをして模倣と思われないようにすることです。

売れ筋を調査すると共通しているところがよくあります。

ひと昔前は、そのエッセンスをとり入れて作ると、ある程度売れた時代がありました。

しかし今は売れ筋の継続期間が短く、その先を読んだ商品を企画していかなければいけません。

クリエイティブ(創造的)であることがとても大事な時代だと思います。

 

マルチ商法が若者に広がる理由

昔、はやっていたマルチ商法が現代の若者に静かに広まっているらしいのです。
マルチ商法とは、顧客を引き込み連鎖的に販売網を広げていく手法です。
なぜ広まっているのでしょう?
それはインターネットの交流サイト(SNS)に慣れ親しんでいるからだと思われます。
フェイスブックやツイッタ―で気軽に交流することが日常になり、面識のない人でもSNSの
メッセージ一本で簡単に友達として承認してしまう人が多いのが実情です。
又、通販サイトやアプリで新規客として友人らを紹介すると、自分にも友人にもポイントを
もらえるといったサービスが多いので気軽に友人を紹介してしまい、マルチ取引を知らず
知らずのうちに広めてしまっている例もあるそうです。
ネットの中には真偽定かでない情報もたくさんあります。
しかしながら、若年層は簡単に信用してしまう傾向があります。
なぜ信用するかという問いに 「口コミ情報だから信じる」 という意見が目立ちます。
個人が語っている形の意見を純粋に評価し、疑わないという心理が働くらしいのです。
SNSであまり面識のない人から会おうと誘われたり、激しい勧誘をされた時は要注意です。
少しでも不安になったら、身近な人に相談するか、最寄りの消費生活センターにつながる
相談ダイヤル 「188」 に電話することをおすすめします。

叱られる意味

4月に入社した新入社員たちも社会人の厳しさが身にしみてくる頃です。
しかし、最近は叱られた経験の少ない若者が多く、少し叱ると必要以上にへこんだり、落
ち込んだりする傾向があるようです。
そのため、上司も叱ることがためらわれるという話も聞きます。
「叱る」ことは、わからないこと未熟なことに対して指導するという意味合いが強く、仕事力
の上達には欠かすことのできない行為だと思います。
大事なことは、その人のために言うという事です。
上司も人間ですので、嫌われたくない思いはあるでしょう。
嫌われても部下のためを思って、あえて厳しいことを言うことは、絶対に必要なことだと思
います。
時が経ち、あの時厳しく言ってくれたおかげで目が覚めたという経験談は誰にでもあるの
ではないでしょうか。
「叱る」「叱られる」ことをさけて通ると、様々な困難において何の解決策も持たない、なま
ぬるい人間になってしまいます。
ビジネスの世界は順風ばかりではありません。逆風の方が多いのです。
困難に立ち向かう力は、叱られることからはじまると信じています。

Duty Free とTax Free

Duty Free は関税が無税で、Tax Free は消費税等の付加価値税が無税ということです。
私たちの直営店もインバウンド(訪日外国人)向けに免税店の許可をとり、外国人の旅行
者の方には消費税をいただかない Tax‐Free Shop となっています。
秋葉原などの街では、Duty Free とTax Free を混同しているような表記もあるような気が
します。
ちなみに、アジア太平洋地域に展開しているDFSグループの Duty Free Shoppers は店
の名前であり、免税品も非免税品も販売しています。
そこで不思議なのが沖縄です。
那覇空港国内線ターミナル内のDFSでは国内線航空券があれば、ウイスキー、香水、ブ
ランド物のバッグが免税価格で買えるのです。
国内旅行なのに、大阪や東京よりも安い価格で買えるという不思議。
私も仕事で沖縄に行った際は、いつも香水を買って帰ります。
調べてみると、沖縄限定の特定免税店制度で沖縄振興策の一貫で創設されたようです。
でもそこには制限があり、販売元の意向でルイ・ヴィトンやシャネル、グッチは適用外なの
です。
国の制度と企業の方針のはざまで存在する特別な店舗のようです。

天草エアライン

日本一小さな航空会社 「天草エアライン」
数年前までは倒産寸前でしたが、現在は5期連続黒字を達成する航空会社です。
その躍進ぶりがテレビ放送されることもあり、機会があれば乗ってみたいなと思っており
ました。
その機会は思わぬ形で訪れました。
仕事の出張で熊本から大阪へ帰る便に、いつも使っている日本航空で予約していたの
ですが、まさかのその便が天草エアラインとのコードシェア便であこがれの「みぞか号」
だったのです。
空港に着いてから判明したので、感激もひとしおでした。
天草エアラインは1機しか飛行機を持っていなく、唯一の機体が「みぞか号」で親子イル
カのデザインでめちゃくちゃかわいいのです。
着陸時にあらわれる「隠れくまモン」も間近でみれて大興奮です。
真心のこもった機内サービスは、とてもアットホームでみかんジュース等の柑橘系でもて
なしてくれます。
手づくり感満載の機内誌は職員さんの自己紹介があふれ、はじめて乗っても以前から
知っているような不思議な感覚になります。
テレビ番組で天草エアラインの社長さんが言っていることを思い出しました。
「移動手段として乗ってもらうのではなく、天草エアラインに乗ること自体を旅の目的とし
てもらいたい。そのために他社とは違うサービスを提供していきたい」
徹底したアナログ、アットホーム路線で差別化を図る天草エアライン。
変化の早い世の中で、逆に新鮮さを感じます。

情報通だが思考力ゼロ

「あっそれ知ってる。○○でしょ」
やたらといろいろな情報に精通し、話に入ってくる人がいます。
話題が豊富かなと思いきや、それほど話が盛り上がらない。
じっくりと観察してみると、通りいっぺんの情報だけで中身がない。
恐らく、ネットニュース等の上っ面の情報をいち早く大量に集める能力に長けているのだ
と思います。
それに対しての自分の意見もないし、側面からの考察もない。
その必要性さえも感じていないのかも知れません。
物事には多面性があり、一方からの意見では信ぴょう性に欠ける場合があります。
起因している原因の妥当性、登場人物の背景、性格、感情の揺れ動き等を考え、共感で
きる部分があるのか、ないのかを整理して、はじめて自分の意見が生まれるのだと思い
ます。
一人一人の意見が違って当然であると考えますが、思考さえもしない人は話をしていても
くだらないです。
人間は思考することに価値があると思います。

コインロッカーの悲劇

先日、東京ビックサイトで行われていた展示会に行ってきました。
大きな展示会に行った時は、できるだけ多くのモノをみるために荷物を最小限にして、身
軽で回るようにしています。
私のような人が多いのか、コインロッカーは充実しています。
しかしながら、スーツケースを入れられる大きめのコインロッカーは競争率は高いのです。
運よく、近くにピッタシサイズのコインロッカーをみつけ、預けることにしました。
「よし、携帯と名刺も持ったし、これで大丈夫だな」と心でつぶやき500円を投入し、鍵をか
けました。
その瞬間、「あっ、招待券持ってない・・・コインロッカーに入れてしまった」と気づいたので
す。
ロッカーの前で苦悶すること約1分。
受付で名刺を渡して、招待券を再発行してもらおうと会場の方へ向かいました。
「そういえば、ロッカーの中に入れたのは、会場内でラウンジが使えるVIP招待券だった
な・・・。そもそも受付に時間がかかったら嫌だな・・・」と歩きながら苦悶すること約4分。
やっぱり引き返してロッカーを開けようと決心し、5分前に入れたばかりのコインロッカー
を泣きながら開けました。
VIP招待券を取り出し、もう二度とこんな過ちはしないと心に誓い、500円を投入し、再施
錠しました。
すると、前のベンチで座っていたおじさんと目が合いました。その表情は憐れみに満ちて
いました。
そうです・・・ 私の5分間のコインロッカーの悲劇を見ていたのです。
そのおじさんの憐れみと小さなエールを背中に感じながら、足早に会場へ向かいました。

私たちの進むべき道

靴屋のツボというブログを始めたのは、6年前の2009年4月でした。
はじめのうちは、ここまで続くとは思ってもいなく、その時々の想いをつづっているうちに今
回で300回目を迎えることができました。
昔のブログを読み返してみると記憶がよみがえり、時に納得したり、時に恥ずかしくなった
りといろいろです。
6年前というと、それほど昔ではないように感じますが、靴業界をとりまく状況は変化が著し
かったです。
6年前の統計では、靴の国内生産量と輸入量の差があまりなかったのですが、最近の統計
によると国内に流通している革靴は約6000万足で、そのうち4000万足が輸入靴だそうです。
国内生産量(2000万足)の2倍となっています。
輸入靴の原産国TOP5 はカンボジア、バングラディシュ、中国、ミャンマー、ベトナムで全体
の75%以上を占めています。 
輸入靴は年々増加しており、国内生産靴は年々減少しています。
このまま国内生産が減少し続ければ、メーカーの廃業、職人さんの転職となり、国内靴生
産業の存続の危機になってしまいます。
私は非常に大きな危機感を持っています。
そのようなことにならないためにも靴製造の技術を若い人たちに伝承し、日本の靴作りの
文化を守っていきたいと考えています。