ブルーボトルコーヒー

コーヒー界のアップルと呼ばれているブルーボトルコーヒーが、日本に初上陸しました。
ブルーボトルコーヒーの特長は手軽で簡単な機械式ドリップではなく、人の手で一杯一杯
ていねいに入れるハンドドリップ方式をとっている点です。
又、世界の産地から有機栽培された豆を厳選し、自社で焙煎しています。しかも、焙煎後、
48時間以内のものしか使わないという徹底ぶり。
お客様から見えるところでカッピングという作業が行われています。
カッピングとは、焙煎した豆がその本来の香りや味が出ているかどうかをチェックする作業
で、基準に満たない豆は一切店には出さないというブルーボトルコーヒーの基本理念がよ
く表されています。
創業者のジェームス・フリーマン氏がこの事業をはじめたきっかけは、日本の喫茶店だそう
です。
2007年に東京に来て、日本の喫茶店のていねいなプロセス、ゆったりとした雰囲気に触発
され、スターバックス等のコーヒーチェーンとは一線を画したコーヒーチェーンを作りたいと
思い、始めたそうです。
今や、全米16店舗を構えるコーヒーチェーンになり、多くのファンに支えられています。
その海外初出店がジェームス・フリーマン氏のあこがれの地、日本なのです。
2月に東京都江東区の清澄白河で1号店がオープンし、2号店は青山、3号店は代官山と
次々にオープンが予定されています。
ブルーボトルコーヒーが新たな波を起こすのか、目が離せません。

おかげさまで20周年

平成27年2月10日、株式会社クレッセントは創立20周年を迎えました。
これもひとえに靴を愛用してくださっているお客様と社員、従業員の皆さんのおかげだと思
っています。
本当にありがとうございます。
感謝の気持ちを込めて社員だけのパーティを大阪のリーガロイヤルホテルで催しました。
幹部社員の方に企画、進行まで全てやっていただき、とても手作り感のあるアットホームな
パーティで大変よかったと思っています。
20年の振り返りの中で、いろいろな事があったと改めて思いました。
あの時代はこうだった、その時はこうだったと思い起こしてみると、様々な場面でいろいろな
人に支えられていたのだなと実感しています。
20年前とくらべると商品もがらりと変わっています。
時代の変化にあわせて、お客様のニーズにあわせて商品を変えていく・・・
あたりまえのことをあたりまえのように、着実に実行してゆける企業になりたいと思っていま
す。
10年後の30周年の時に、どのような商品を作って売っているのか楽しみです。

先義後利

私は以前より大丸の奥田務さんという経営者に興味がありました。
老舗百貨店の大丸を松坂屋と統合させ、プラザやパルコを買収し、ピーコックストアを売却
するというダイナミックな離れ業を成し遂げたからです。
もはやJフロントリテイリング(大丸・松坂屋グループ)は百貨店業ではなく、総合小売業(マ
ルチリテーラー)として生き残っていくと方針を決めたのでしょう。
現在工事中である松坂屋銀座店の跡地には、銀座最大級の商業施設が2016年に誕生す
る予定ですが、百貨店は入らないと発表しています。
時代の変化を敏感に感じとり、軋轢がありながらも企業を大胆に変化させていく姿勢が本
当にすごいなと思っておりました。
そんな時、奥田さんの著書「未完の流通革命 大丸松坂屋、再生の25年」という本を読み
ました。
そこには孤高の改革者 奥田務さんの果てしない挑戦と挫折が描かれています。
もちろん順風満帆ではなかったと推測していましたが、これほどまで深く悩み、決断されて
いたのかと思うと胸が熱くなりました。
著書の中で奥田さんは、常に「時代の変化」と戦ってきたと述べています。
価値観やライフスタイルが刻々と進化する中で変化の兆しを捉え、手を打った日々であっ
たと。
変化に対応できた企業だけが生き残ると言っています。
その中で常に大事にしてきた理念が 「先義後利」 だそうです。
簡単に言えば、社会やお客様のためになることを常に考え、行動すれば利益は後からつ
いてくるという意味です。
私もとても共感しています。
このたび縁あって、今春より松坂屋上野店2Fの婦人靴売場に出店することになりました。
先義後利の理念を学びたいと思っています。

今年を振り返って

今年を振り返って思うことは、全体の消費が前半と後半とでは大きく違っていたなということ
です。
今年の前半は消費増税前のかけ込み需要もあり、靴も含めよく売れていた印象です。
しかし、4月の増税を境に状況は変わります。
反動減が想定内だったため、しばらくすると消費は戻るだろうと考えていましたが、5月6月と
消費の力強さは戻りませんでした。
7月からのセールは爆発するのではという予想もむなしく、不発に終わりました。
特にサンダルの不振は意外でした。
秋になり、一番売れる時期の10月11月と全国的に大きな伸びはありませんでした。
これは私たち靴業界だけではなく、アパレルやバッグ等の業界も同様でした。
この後半の消費不振が増税後の反動での一過性のものなのか、それともモノ余りの世の中
での「買わない選択」をした消費動向なのかはわかりません。
もし、後者であるなら長期的な消費不況の始まりなのかもしれません。
いずれにしても、私たちは消費者にとって買いたいと思ってもらえる靴を企画、製造、販売し
ていくことが進むべき道だと思っています。
来年は、商品企画に力を入れ、トレンド性の高いコンフォート靴を世の中に出していきたいと
考えています。
今年一年ブログを読んでいただいた方、ありがとうございました。
良いお年をお迎え下さい。

サプライズのある売場

先日、住んでみたい街ランキングで急上昇している神奈川県の武蔵小杉に、グランツリー
武蔵小杉というショッピングモールがオープンしました。
タワーマンションが林立するこのエリアは人口が急増しており、特に子育て世代の流入が
目立ちます。
その30代の子育て世代をターゲットに、セブン&アイグループが総力をあげて作り上げた
のがこのモールです。
各所に大小のサプライズが仕掛けてあります。
まず、屋上を全て公園にしている点です。
サッカー場位の面積に本格的に土を入れ、木と花を植えています。
広くて安全で自然とふれあいながら子供を遊ばせられる場所は、ママさんたちにとって大
変ありがたいと思います。
又、1Fの食料品売場では、カット野菜の計り売りをしています。
共働きの主婦には、野菜洗い、カットの手間が省けそうです。
同じグループの西武そごう武蔵小杉店では、品ぞろえの少なさをカバーするために、ライ
ブショッピングサービスをしています。
これは、お客様の要望があった商品をそごう横浜店、西武渋谷店の売場とネットで生中
継して、販売員がみせてくれるというサービスです。
これらのアイデアは、成功すれば導入する企業もあるのではないでしょうか?
常に売場はお客様のニーズを拾い上げ、お客様に感動を与えるサプライズを模索してい
かねばならないと思います。

教育という切り口

先日、富士ゼロックスさんの呼びかけで 「くつやさんの仕事はどんな仕事か」 ということ
を地元の小学校で説明する機会がありました。
一枚の革から裁断、縫製、底付け、仕上げという工程を経て、靴になっていくことをパネ
ルと半製品を用いて説明致しました。
子供たちだけではなく保護者の方も多数参加してくれており、みんな興味深く聞いてくれ
ていました。
その後、革の端切れをハサミで切ってはりつけ、自分なりの一足を紙の上で表現しても
らうというワークもしてもらいました。
おもしろいことに、女の子と男の子では色の使い方が全然違います。
女の子はカラフルでかわいく、男の子はシンプルでかっこよくといった感じです。
意外にも、保護者の方が熱心に作っていただき、作品のレベルの高さにびっくり致しまし
た。
子供たちにどんな仕事であるかという理解を深め、はたらくってなんだろうという素朴な疑
問に答えていくアプローチ。
寄付や太陽光発電だけではなく、教育という切り口でのCSR(社会貢献活動)もあるとい
うことに気付かせてくれた富士ゼロックスさんに感謝致します。

大人たちのゆるキャラグランプリ

2014年のゆるキャラグランプリは、群馬県出身の 「ぐんまちゃん」 になりました。
「ぐんまちゃん」 は2012年、2013年と連続して3位になっている実力者で、今回やっとグラ
ンプリがとれました。
「ぐんまちゃん」 の活動歴は20年と長く、世間でゆるキャラブームが起こるずっと前から群
馬県の宣伝部長としてがんばってきていました。
地道にやってきた 「ぐんまちゃん」 のようなゆるキャラがグランプリをとったことは、まじめ
にコツコツと縁の下の力持ち的な存在でがんばっている人にとって、大きな励みになると
思います。
今回の注目は、5位にランクインした京都府の 「チャチャ王国のおうじちゃま」 です。
2013年は23位だったのに急上昇です。
チャチャ王国 (京都府宇治市) 第88代目王子で、頭に茶せんの冠をのせ、いつも抹茶の
味がする「おちゃぶり」をくわえています。
テーマソングや振り付けをおぼえるためのビデオがあったり、チャチャ王国ファミリーもお
うじちゃま以外のキャラが設定されているなど、どの方面でブレイクしても対応できるよう
に準備万端です。
所属先の宇治商工会議所も宣伝に力が入っています。
先日、ラジオで 「チャチャ王国のおうじちゃま」 をくわしくPRしていましたが、ゆるキャラの
映像がないところで真面目そうな大人が 「おうじちゃまがおちゃぶりをしています」 と言っ
ているのを聞いて少し恥ずかしくなりました。
大ヒットすると、この妙な恥ずかしさもないと思うのですが、2015年ゆるキャラグランプリは
「おうじちゃま」 とそれを支える大人たちをひそかに応援したいと思っています。 

もしかして、その靴は・・・

先日、東京へ出張に行った時、飛行機のとなりの座席の女性がサロンドグレーの靴を
はいていたのです。
「もしかして、その靴はサロンドグレーの靴ではないですか?」と聞きたい気持ちを必死
で押さえました。
世の中にはよく似た靴がありますが、作っているメーカーからすると、細部にわたり知り
つくしているので、自社の靴はわかるのです。
今、会社の中でサロンドグレーのファンはどのような客層であるのかという分析を行って
います。
年齢、職業、ライフスタイル等、様々な仮説を立てて議論しています。
中心となるファン層のファッションや行動を知ることにより、その人たちのシーン別の靴を
適切に提案できるようにするためです。
最近の女性はアクティブで行動的です。
旅行、観劇、コンサート、習い事、おしゃれしてランチやディナーという晴れのシーンがあ
る一方で、日常のお買い物や散歩、そしてお仕事という普段のシーンが当然あります。
もちろん、オンとオフではファッションも違うので、靴も変わります。
どのようなシーンでサロンドグレーを愛用されているのか。
又、どのような靴が今後必要なのかを聞きたいのです。
皆さんの周りにサロンドグレーのファンの方がいたら、それとなく聞いていただけたらうれ
しいです。

オーディオ御三家

私は中高生の頃、オーディオが趣味でした。
今の若い人にはよくわからないと思いますが、スピーカー、アンプ、チューナー、プレー
ヤー等のステレオの一部を構成するオーディオ機器のマニアで、その当時には一定の
ファン層がいて、特別珍しい趣味ではなかったと思います。
全盛期にはオーディオ御三家と呼ばれるメーカーがあり、世界的に有名でありました。
それはアンプの山水電気(SANSUI)、チューナーのトリオ(現JVCケンウッド)、スピー
カーのパイオニアです。
学生の私には当然買えるはずもなく、憧れのブランドでいつかは持ちたいという思いは
ありました。
しかしながら、時代は残酷なものです。
レコードからCD、そしてMP3というデータへ、音楽がアナログからデジタルへと大変換
していき、当然再生機器も大きく様変わりしていきます。
リビングルームの中央に鎮座していたステレオの姿は今はなく、i Podのように持ち運
べる、よりパーソナルなものに変容していきました。
市場が消失したのです。
時代の急激な変化にさらされたオーディオ御三家の現在は悲惨です。
山水電気は破産、トリオは日本ビクターとの経営統合、パイオニアは音響・映像機器事
業を売却致しました。
かつての主力製品は過去の産物となり、現在はカーエレクトロニクスの部門にシフトして
いっています。
時代の変化にさらされる日本企業。
電気大手のソニーが苦しんでいますが、パナソニックや日立は業績を回復しています。
さらされる状況は同じでも、変化にいかに対応していくかという企業の舵取りが明暗を分
けると改めて思いました。

JAL SKY NEXT

先日、出張した際に嵐が宣伝しているJAL SKY NEXTという飛行機に乗りました。 
何が新しいかというと、シートが全て本革シートなのです。
ファーストクラス、クラスJはもちろんですが、普通席までも柔らかでなめらかな質感の本
革シートに統一されていました。
黒の本革に赤のステッチラインをきかせ、ヘッドレストカバーも赤なので黒と赤のシックな
コントラストが高級感をかもしだしていました。
これだけ贅沢に革を使っていれば、一シートで牛ー頭ぐらいの革が使われているのでは
ないかと推測します。
となると、500席で500頭、靴にすれば1万足分ぐらいかなと思ってしまいました。
もし本革シートがブームになり、他のエアラインで使われるようになると、革の値段がま
すます高騰してしまうのではないかと心配してしまいました。
でも、やっぱり本革シートの座りごこちはいいです。
しかも、足元スペースが最大5㎝も広くなっているらしく快適でした。
又、SKY Wi-Fi のサービス(一部有料)も開始しています。
お金を払ってまで機内でインターネットやメールをしたい人がどれくらいいるかわかりま
せんが、一刻を争う人には便利かも知れません。
無料の Wi-Fi では月替わりのビデオプログラムを自分のスマホやタブレットで見られ
るそうです。これは万人受けしそうです。
国内線はLCCの台頭がめざましいです。
JALはLCCと一線を画するために、大きなチャレンジをしているのだと思います。
その心意気を応援したいと思います。