昔、はやっていたマルチ商法が現代の若者に静かに広まっているらしいのです。
マルチ商法とは、顧客を引き込み連鎖的に販売網を広げていく手法です。
なぜ広まっているのでしょう?
それはインターネットの交流サイト(SNS)に慣れ親しんでいるからだと思われます。
フェイスブックやツイッタ―で気軽に交流することが日常になり、面識のない人でもSNSの
メッセージ一本で簡単に友達として承認してしまう人が多いのが実情です。
又、通販サイトやアプリで新規客として友人らを紹介すると、自分にも友人にもポイントを
もらえるといったサービスが多いので気軽に友人を紹介してしまい、マルチ取引を知らず
知らずのうちに広めてしまっている例もあるそうです。
ネットの中には真偽定かでない情報もたくさんあります。
しかしながら、若年層は簡単に信用してしまう傾向があります。
なぜ信用するかという問いに 「口コミ情報だから信じる」 という意見が目立ちます。
個人が語っている形の意見を純粋に評価し、疑わないという心理が働くらしいのです。
SNSであまり面識のない人から会おうと誘われたり、激しい勧誘をされた時は要注意です。
少しでも不安になったら、身近な人に相談するか、最寄りの消費生活センターにつながる
相談ダイヤル 「188」 に電話することをおすすめします。