ネットフリックス

ネットフリックスは世界最大級の定額制動画配信サービスです。

他の動画配信サービスとの違いはオリジナルコンテンツです。

ネットフリックスのオリジナルコンテンツはもちろんネットフリックスでしか見れません。

だから加入者の多くはオリジナルコンテンツを見るために加入するそうです。

2019年に配信された山田孝之さん主演の「全裸監督」は日本で最も視聴されたオリジナル作品となり、日本の有料会員数は300万人を超えました。

ネットフリックスはテレビ局があまり扱わない題材の問題作を作ることでも有名です。

テレビ局はどうしてもスポンサーの顔色をうかがいながら制作しなければならないという難点があります。

ネットフリックスは特定のスポンサーではなく、全世界で1億5000万人を超える会員からの視聴料収入が最大の収益源です。だから、制作の自由度が高いのです。

又、年間の製作費も1兆6000億円(2019年) と巨額でNHKの5倍です。

今後、ネットフリックスは日本発のオリジナル作品を2020年9月までに16本出す予定としており、ますます日本での存在感が高まりそうです。

ナイキの独走

正月の風物詩となっている箱根駅伝。

日本テレビでの平均視聴率は復路で28.6%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録し、沿道でも多くの人が観戦していました。

結果は青山学院大学が昨年の雪辱を果たし、2年ぶり5度目の総合優勝を成し遂げました。

特に今年は多くの区間新記録が生まれ、見ごたえがありました。

その原動力は靴です。

ナイキの厚底スニーカー「ヴェイパーフライ」で、なんと今回の箱根駅伝出場者のうち8割以上が着用していました。

既に大迫選手ら世界のトップランナーが履いており、マラソン界では注目の的となっています。

特長は軽量やクッション性に加え、高い反発力を実現した点です。

また、シューズ下部に炭素繊維素材を埋め込み接地や踏み込みに弾力をもたらす等、工夫がなされています。

最新モデルは3万250円と高価格ではあるのですが、記録ラッシュの箱根駅伝以降問い合わせが殺到し、サイズによっては在庫切れになっています。

スポーツイヤーとなる2020年。ランニングシューズにおいてナイキの独走になるのか、アディダスやアシックスの反撃があるのか見ものです。

実はすごい柿とミカン

2019年から2020年にかけての年末年始休暇は曜日の並びがよく9連休の方が多かったと思います。

天候にも恵まれ、多くの観光地はたくさんの人で賑わっていました。

そんな時に気になるのは、人混みで風邪やインフルエンザに感染しないかということです。

手洗いうがいとマスクの着用が予防の基本ですが、食品摂取も効果があるそうです。

柿は血管を強くする成分が含まれ血糖値を抑える効果があるのですが、最新の研究で柿に含まれる柿タンニンはインフルエンザを撃退する効果があるとわかりました。

また、ビタミンCの多さは冬の果物の中でもトップクラスで成人1日の摂取目標量が100㎎であるのに対し、柿1つには約150㎎含まれているそうです。

ほかにもシトルリンという成分は肌に良く、血管を拡張させ血流を改善する効能があるとのことです。

冬の定番ミカンには抗酸化成分が含まれ、血管の酸化や動脈硬化のリスクが抑えられるそうです。さらに骨粗しょう症防止や認知症対策効果、糖尿病のリスクを下げる作用も期待できるのです。

何げなく食べている柿とミカン。

その効能の多さに感謝していただこうと改めて思いました。

石田組

石田組とは石田泰尚さんがリーダーの男だけの硬派弦楽アンサンブル。

その組長バイオリニストの石田さんの外見がすごいのです。

坊主頭にサングラス、鋭い目つきに派手な衣装、はっきりいって怖いです。

その外見とはうらはらに彼の奏でる音色はとても美しいのです。

それもそのはず、3歳からバイオリンを始め小学生で藤沢ジュニアオーケストラに在籍し、大学は国立音楽大学に入学して首席で卒業。

その直後に22歳という若さで新星日本交響楽団コンサートマスターになり、現在は神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席ソロコンサートマスターを務めています。

石田組は固定のメンバーがいるのではなく、その都度に集められるプロ集団なのですが、石田さんの個性の下すばらしい統制がとれています。

演目はクラッシックだけではなく演歌やロックと幅広いジャンルを演奏しているので気軽に楽しむことができます。

特にディープパープルの曲は迫力があり、弦楽合奏というジャンルを飛び出したスケール感のある演奏です。

こわもてとバイオリン、美しさと迫力という相入れない価値観のミックスに惹かれてしまうのでしょうか?

とても不思議な魅力のあるユニットです。

豚まん

関西では肉といえば「牛肉」を指し、豚肉は豚の名で呼びます。

よって牛肉入りのうどんは肉うどんで、豚肉と玉子入りのお好み焼きは豚玉、豚肉が入った中華まんは「豚まん」と呼びます。

豚まんは大正4年、神戸・南京町にある中華料理店が天津名物の「包子(パオツー)」を「豚まんじゅう」(後、豚まん)の名で売り出したのが最初です。

しかし最近は「豚まん」ではなく「肉まん」と呼ばれるのが一般的になってきています。

沖縄の人が関西で初めて豚まんを目にして「沖縄で食べていた肉まんとそっくりなのに名前が違う」とショックを受けていたそうです。

辞書で肉は牛、豚、羊、馬等の肉を指し、特に魚以外とありますので「豚まん」「肉まん」でもいいという解釈になります。

ただ神戸・南京町には牛肉入りの「神戸牛肉まん」を販売する店があり、豚肉ではなく牛肉であることをアピールしています。

又、吉本新喜劇でも「豚まんみたいな顔」というつっこみはありますが、「肉まんみたいな顔」とは言わないと思います。

たかが豚まんですがされど豚まん。

関西人にとって豚まんは豚まん以外の呼び方はなぜかしっくりこないのです。

佐竹本三十六歌仙絵

「三十六歌仙」とは平安時代中期の歌人・学者の藤原公任が飛鳥から平安時代のすぐれた歌詠みから選んだ柿本人麻呂・大伴家持・小野小町など三十六人のスター歌人。

「佐竹本三十六歌仙絵」は鎌倉時代、13世紀に作られた絵巻物です。縦37㎝ほどの大ぶりの料紙に一人ずつ歌仙の名前と和歌を記し、肖像画(歌仙絵) を描いたものです。

「佐竹本」の名称は江戸時代から幕末に入手したとみられる旧秋田藩主・佐竹侯爵家にちなんでつけられたものです。

その「佐竹本三十六歌仙絵」は激動の運命をたどるのです。

佐竹家は明治維新で境遇が大きく変わり、売却することになります。

あまりに高額であることから、実業家 益田鈍翁から驚くべきアイデアが実行されます。

それは二巻からなる巻物を分割して財界人などに購入してもらうというアイデアです。当時、日本の宝物が海外へ流出することが多く、それを防ぐ目的もあったようです。

歌仙絵を入手した人々はそれぞれに凝った表装を施して大切に持っていました。しかしその後、戦争や財閥解体、高度成長や不況などの荒波の中でほとんどの歌仙絵の持ち主が替わっていきました。

2019年は「佐竹本三十六歌仙絵」が分割されてちょうど100年を迎えます。

これを機に離れ離れになった断簡37件のうち31件が集まった特別展「流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」が京都国立博物館で開催されています。

興味のある方は是非ご覧下さい。

メンズ館の変化

伊勢丹新宿本店メンズ館がオープンしたのは2003年。

その後、各百貨店で次々とメンズ館が作られ、ブームとなりました。

伊勢丹メンズ館開業時は女性の比率が70%を超えていました。それは父の日やバレンタインデー、クリスマスなどのギフト需要が大きく代理購買が中心であったからです。

しかし年々ギフト需要は低下します。バレンタインも女性は自分や友人のために買うケースが増えたためです。

2018年には男女の比率はほぼ半々となりました。

次の変化は女性の実需が増え始めたのです。

少し大きめの服を着るのがトレンドになり、女性が男性向けの小さいサイズの服を買うケースが増加したのです。

SNSで女性が女性向けに男性モノの魅力を発信してヒットするケースもあるといいます。

デザインに大差がない場合、性別を分けた売り方に何のメリットがあるだろうかと考えさせられます。

そこにはサイズだけの違いということになります。

実際、海外ブランドからは「なぜいまだにメンズとウィメンズを分けているのか」と疑問の声が上っています。

数年後、ファッション商品はサイズバリエーションが豊富なユニセックス商品が主流になるのではないでしょうか?

地味ハロウィン

年々盛り上りをみせていた日本のハロウィンイベントですが、今年は少し方向性が変わってきました。

渋谷は昨年の騒動があったので路上や公園での飲酒が禁止となり、警察の監視も厳しくなったので人は多いがそれほど盛り上りはなかったようです。

そのかわりに年々盛り上ってきているのが「地味ハロウィン」です。

「地味ハロウィン」とは、日常どこかで見かけた地味でリアルな仮装をすることです。

昨年は渋谷含め全国3カ所で開かれていましたが、今年は北海道旭川市から台湾台北市まで国内外で計20ヶ所で開催されました。

「会社帰りで銭湯に行く人」

「コインランドリーで洗濯が終わるのを待つ一人暮らしの大学生」

「オフィスに待ち構える生保レディ」等

独創的でどこかシュールな笑いがジワジワときます。

欧米のバカ騒ぎするパーティではなく、日本人は地味で穏やかでシュールなパーティの方が実は好きなのかも知れません。

来年の地味ハロウィンが楽しみです。

ハニワ部長

世界遺産に登録された「百舌鳥・古市古墳群」をPRする堺市のキャラクター「ハニワ課長」が今年の8月に「部長」に昇任しました。

「ハニワ部長」は古墳群が所在する堺・羽曳野・藤井寺3市の職員有志と「ハニワ部」という宣伝班を結成し、堺だけではなく他の役所と連携することで古墳群の魅力を一層伝えていきたいと意気込んでいます。

ハニワ部長は古墳時代に生まれた約1600歳の独身男性という設定でスーツにネクタイ、ハニワのかぶり物という独特のスタイルなのですが、性格はシャイでひかえめ。

私はそんなシャイでひかえめなハニワ部長にPRという仕事が向いているのかと心配していました。

しかし、7月の世界遺産登録の快挙のあとはフェイスブックの「いいね!」の数を4倍の2万件集め、マスキングテープしかない関連グッズを20種類以上に増やして販売するという積極的な活躍をみせています。

それはまさに一皮むけたというか焼き直されたというかワンランクアップしたハニワ部長の姿です。

堺市の永藤市長は「目標を達成したら局長に昇任。できなかったら課長に降格」と言明しており、ハニワ部長は「非常に厳しく、ありがたい言葉」と気を引き締めています。

ハニワ局長の誕生か、はたまた課長へ逆戻りか目が離せません。

ホテルイタリア軒

ホテルニューオータニのアソシエイトホテルの中で不思議な名前のホテルイタリア軒。

新潟に行く機会があったので泊まってみました。

クラシカルなヨーロッパ調の内装がとても素敵なホテルでした。

その名前の由来がすごいのです。

1874年の夏、開港で活気づく新潟にフランスの曲馬団の一行がやってきました。その中のイタリア人コック、ミリオーレは大けがをしてひとり新潟に取り残されてしまいました。

新潟で曲馬団に雇われていた権助とその娘おすいは、残されたミリオーレを親身になって介抱しました。

この話に感動した当時の県令 楠本正隆は200円という大金をポンと出してミリオーレに牛鍋屋を出すことをすすめました。

親身になって世話をしてくれる新潟の人たちとふれあい、心を動かされたミリオーレは新潟に残る決心をしました。

港町のハイカラな気風もあり、店は大繁盛しました。いつしかミリオーレはおすいと結ばれて夫婦となりました。

牛鍋だけでなく本格的な西洋料理も出すようになり、名前も「イタリア軒」となりました。

その後「イタリア軒」はホテルとして生まれ変わりました。

ホテルのレストランにはミリオーレが異国の地で一心に創り上げた「イタリア軒の味」が今も脈々と続いているのです。