役割性格

人の性格はいろいろな影響を受けながら形成されていきます。

その基礎となるのが気質と呼ばれていて生まれつきの性質です。

もの静か、朗らか、怒りっぽいなどです。

そこに環境、教育、経験など後天的な要素が加わり、その人なりの思考や行動パターンが作られていきます。

このパターンは年を重ねても変化し続けるものだそうです。

幼児はおもちゃを買って欲しくて店の床に寝そべり駄々をこねますが、中学生になれば違う手段を使います。

自分の考えや行動について他人に受け入れられるように表現を変えます。

「らしく」なっていく能力です。

小学生が何かの班長になった時に最初は自信なげでも、やっていくうちに班長らしくなっていくということがあります。

役割に育てられているのです。

しかし、役割を与えられると人が変わったようになるケースもあります。

役割性格がその人の性格を支配してしまっているのです。

時には役割を脱いだ自分をイメージし、自身を振り返ってみることが大切だと思います。

極狭物件人気の秘密

東京都心の「極狭 (ごくせま) アパート」が若者に人気だそうです。

部屋全体の面積は約13平方メートルで一般的なワンルーム(約25平方メートル) の約半分です。

壁際にソファ、机、衣装ラック、冷蔵庫を置くと人ひとりが寝転ぶのがやっとの空間が残ります。トイレとシャワー室はあるが洗面台、浴槽、収納、洗濯機は置けません。

さぞ居心地が悪いかと思いきや、住んでいる人の満足度は高いのです。

狭いので全ての物が手に届きやすく、慣れれば居心地は良いとのこと。

家賃が安くなり通勤時間も短縮され、浮いたお金と時間で心のゆとりも生まれやすいのだそうです。

物をたくさん抱える生活は身動きが取りづらく、リスクが高いと考える若者が増えています。

物を減らす生き方をしているうちに何が自分にとって必要で何が無駄であるかを自問するのだそうです。

テレビや車、洗濯機はなくてもよく、スマホ、電車、コインランドリーで代替できると考えるのです。

都心で増える極狭アパートは物質的な豊かさとは異なるものに価値を見いだす人々が増えている表れともいえます。

卵かけご飯

日本はメキシコに次ぐ世界2位の卵消費大国で、一人あたり年間330個以上の卵を食べています。

日本では当然のように食べている生卵ですが、海外では加熱処理して食べるのが常識なので、生や半熟で卵を食べられる国はとても珍しいのです。

安全性が高い日本の卵だからこそ味わえる卵かけご飯が外国人も含め、ひそかなブームになっています。

一般社団法人「日本たまごかけご飯研究所」は月に1回、6~7種類の卵を決まったしょうゆとご飯の量でテイスティングしています。

黄金比は卵 (Mサイズ) 1個にごはん150グラム、しょうゆ7グラム。

食べ方にも順序があり、先にしょうゆとご飯を混ぜます。そうすることにより卵本来の味を感じることができるそうです。

2019年11月には東京・池袋で「第1回たまごかけごはん祭り」を開催しました。

参加費は500円 (食べ放題) 。

卵20種 3100個を用意しましたが、予想を上回る人気となったそうです。

今年4月にはイースター (復活祭) に合わせて第2回を開催する予定だそうで、興味のある方は是非参加してみてはいかがでしょう。

ハンコロボ

昨年末の「2019 国際ロボット展」で大人気だったのがハンコロボ。

デンソーウェーブ・日立キャピタル・日立システムズの3社で共同開発したロボットで、紙の契約書類などをスキャンして内容を保存し、決められた場所に適切なハンコを押すことができます。

書類への捺印という古い商習慣をIT技術でなくすのではなく、高度な技術で自動化するのが本末転倒と受けとめられ話題になりました。

このハンコロボはなかなかのすぐれもので紙質の異なる複数の用紙を扱えたり、画像処理で書類の種類を自動判別し適切なハンコに持ち替えて所定の位置に押すことができるのです。

まるで人間技です。

オフィスにはどうしても自動化・IT化できない非効率な単純作業が残っています。

業務を改革して作業自体をなくすことができればいいのですが、それができないケースも多いのが現状です。

ロボットはどうしても残る単純作業から人間を解放する切り札になり得るのではないでしょうか。

開発者はハンコロボの人気ぶりをみて「オフィスの単純作業に使えるロボットがあると広く一般に伝わったのが最大の収穫」とコメントしています。

 

ネットフリックス

ネットフリックスは世界最大級の定額制動画配信サービスです。

他の動画配信サービスとの違いはオリジナルコンテンツです。

ネットフリックスのオリジナルコンテンツはもちろんネットフリックスでしか見れません。

だから加入者の多くはオリジナルコンテンツを見るために加入するそうです。

2019年に配信された山田孝之さん主演の「全裸監督」は日本で最も視聴されたオリジナル作品となり、日本の有料会員数は300万人を超えました。

ネットフリックスはテレビ局があまり扱わない題材の問題作を作ることでも有名です。

テレビ局はどうしてもスポンサーの顔色をうかがいながら制作しなければならないという難点があります。

ネットフリックスは特定のスポンサーではなく、全世界で1億5000万人を超える会員からの視聴料収入が最大の収益源です。だから、制作の自由度が高いのです。

又、年間の製作費も1兆6000億円(2019年) と巨額でNHKの5倍です。

今後、ネットフリックスは日本発のオリジナル作品を2020年9月までに16本出す予定としており、ますます日本での存在感が高まりそうです。

ナイキの独走

正月の風物詩となっている箱根駅伝。

日本テレビでの平均視聴率は復路で28.6%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録し、沿道でも多くの人が観戦していました。

結果は青山学院大学が昨年の雪辱を果たし、2年ぶり5度目の総合優勝を成し遂げました。

特に今年は多くの区間新記録が生まれ、見ごたえがありました。

その原動力は靴です。

ナイキの厚底スニーカー「ヴェイパーフライ」で、なんと今回の箱根駅伝出場者のうち8割以上が着用していました。

既に大迫選手ら世界のトップランナーが履いており、マラソン界では注目の的となっています。

特長は軽量やクッション性に加え、高い反発力を実現した点です。

また、シューズ下部に炭素繊維素材を埋め込み接地や踏み込みに弾力をもたらす等、工夫がなされています。

最新モデルは3万250円と高価格ではあるのですが、記録ラッシュの箱根駅伝以降問い合わせが殺到し、サイズによっては在庫切れになっています。

スポーツイヤーとなる2020年。ランニングシューズにおいてナイキの独走になるのか、アディダスやアシックスの反撃があるのか見ものです。

実はすごい柿とミカン

2019年から2020年にかけての年末年始休暇は曜日の並びがよく9連休の方が多かったと思います。

天候にも恵まれ、多くの観光地はたくさんの人で賑わっていました。

そんな時に気になるのは、人混みで風邪やインフルエンザに感染しないかということです。

手洗いうがいとマスクの着用が予防の基本ですが、食品摂取も効果があるそうです。

柿は血管を強くする成分が含まれ血糖値を抑える効果があるのですが、最新の研究で柿に含まれる柿タンニンはインフルエンザを撃退する効果があるとわかりました。

また、ビタミンCの多さは冬の果物の中でもトップクラスで成人1日の摂取目標量が100㎎であるのに対し、柿1つには約150㎎含まれているそうです。

ほかにもシトルリンという成分は肌に良く、血管を拡張させ血流を改善する効能があるとのことです。

冬の定番ミカンには抗酸化成分が含まれ、血管の酸化や動脈硬化のリスクが抑えられるそうです。さらに骨粗しょう症防止や認知症対策効果、糖尿病のリスクを下げる作用も期待できるのです。

何げなく食べている柿とミカン。

その効能の多さに感謝していただこうと改めて思いました。

石田組

石田組とは石田泰尚さんがリーダーの男だけの硬派弦楽アンサンブル。

その組長バイオリニストの石田さんの外見がすごいのです。

坊主頭にサングラス、鋭い目つきに派手な衣装、はっきりいって怖いです。

その外見とはうらはらに彼の奏でる音色はとても美しいのです。

それもそのはず、3歳からバイオリンを始め小学生で藤沢ジュニアオーケストラに在籍し、大学は国立音楽大学に入学して首席で卒業。

その直後に22歳という若さで新星日本交響楽団コンサートマスターになり、現在は神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席ソロコンサートマスターを務めています。

石田組は固定のメンバーがいるのではなく、その都度に集められるプロ集団なのですが、石田さんの個性の下すばらしい統制がとれています。

演目はクラッシックだけではなく演歌やロックと幅広いジャンルを演奏しているので気軽に楽しむことができます。

特にディープパープルの曲は迫力があり、弦楽合奏というジャンルを飛び出したスケール感のある演奏です。

こわもてとバイオリン、美しさと迫力という相入れない価値観のミックスに惹かれてしまうのでしょうか?

とても不思議な魅力のあるユニットです。

豚まん

関西では肉といえば「牛肉」を指し、豚肉は豚の名で呼びます。

よって牛肉入りのうどんは肉うどんで、豚肉と玉子入りのお好み焼きは豚玉、豚肉が入った中華まんは「豚まん」と呼びます。

豚まんは大正4年、神戸・南京町にある中華料理店が天津名物の「包子(パオツー)」を「豚まんじゅう」(後、豚まん)の名で売り出したのが最初です。

しかし最近は「豚まん」ではなく「肉まん」と呼ばれるのが一般的になってきています。

沖縄の人が関西で初めて豚まんを目にして「沖縄で食べていた肉まんとそっくりなのに名前が違う」とショックを受けていたそうです。

辞書で肉は牛、豚、羊、馬等の肉を指し、特に魚以外とありますので「豚まん」「肉まん」でもいいという解釈になります。

ただ神戸・南京町には牛肉入りの「神戸牛肉まん」を販売する店があり、豚肉ではなく牛肉であることをアピールしています。

又、吉本新喜劇でも「豚まんみたいな顔」というつっこみはありますが、「肉まんみたいな顔」とは言わないと思います。

たかが豚まんですがされど豚まん。

関西人にとって豚まんは豚まん以外の呼び方はなぜかしっくりこないのです。

佐竹本三十六歌仙絵

「三十六歌仙」とは平安時代中期の歌人・学者の藤原公任が飛鳥から平安時代のすぐれた歌詠みから選んだ柿本人麻呂・大伴家持・小野小町など三十六人のスター歌人。

「佐竹本三十六歌仙絵」は鎌倉時代、13世紀に作られた絵巻物です。縦37㎝ほどの大ぶりの料紙に一人ずつ歌仙の名前と和歌を記し、肖像画(歌仙絵) を描いたものです。

「佐竹本」の名称は江戸時代から幕末に入手したとみられる旧秋田藩主・佐竹侯爵家にちなんでつけられたものです。

その「佐竹本三十六歌仙絵」は激動の運命をたどるのです。

佐竹家は明治維新で境遇が大きく変わり、売却することになります。

あまりに高額であることから、実業家 益田鈍翁から驚くべきアイデアが実行されます。

それは二巻からなる巻物を分割して財界人などに購入してもらうというアイデアです。当時、日本の宝物が海外へ流出することが多く、それを防ぐ目的もあったようです。

歌仙絵を入手した人々はそれぞれに凝った表装を施して大切に持っていました。しかしその後、戦争や財閥解体、高度成長や不況などの荒波の中でほとんどの歌仙絵の持ち主が替わっていきました。

2019年は「佐竹本三十六歌仙絵」が分割されてちょうど100年を迎えます。

これを機に離れ離れになった断簡37件のうち31件が集まった特別展「流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」が京都国立博物館で開催されています。

興味のある方は是非ご覧下さい。