中古車サブスク

世界的な半導体不足で新車の納期が遅れています。それに伴い中古車価格が高騰しています。

中古車オークション運営最大手のUSSによると2月の中古車の平均取引価格が100万円を上回り、9月には過去最高の122万1000円を記録しました。

新車や中古車も高くて買えないという20~30歳代の若者が注目しているのが中古車のサブスクリプションです。

中古車サブスクとは、毎月定額を支払うことで選んだ中古車を契約した期間使うことができるサービスです。

一般的に新車のサブスクと比べ安く、カーリースに比べると契約期間が短かったり、他車種への変更ができたりと柔軟な設計が特徴です。

新型コロナ禍で不特定多数と接触する公共交通機関を避けたい人が増えたことも追い風になっています。

価格志向を強める若者にとって支持を集める大きな要因は値段の設定です。

自動車税や車検など車にかかる諸費用が「コミコミ」で表示され、月1~3万円で利用できます。

サブスクに慣れている若者にとって維持費込みの月々の定額というスタイルがうまくニーズに合致しているのではないでしょうか。