ギョーザの熱い戦い

ギョーザの街日本一を巡る勝負が白熱しています。

総務省が発表した家計調査によると2021年上半期 (1月~6月) の1世帯当たりのギョーザ購入額で宮崎市が同期として2年連続の首位となりました。

2位は浜松市、3位は千葉市でギョーザの街として名高い宇都宮市は6位にとどまっています。

年間通じて初のトップを目指す宮崎市は宮崎市ぎょうざ協議会を立ち上げ、飲食店や卸売業者の協力体制の下、毎月の販促やイベントなどを積極的に行なっています。又、宮崎観光協会もポスター制作といったPR面で協力をし、オール宮崎で首位を目指しています。

2位の浜松市ではコロナ禍で消費のあり方に変化がでてきています。巣ごもり需要の高まりや非接触での購買拡大の流れの中でギョーザの無人販売店が相次いで開業しています。

6位の宇都宮市ではコロナ下で消費活性化への模索が続いています。毎年11月に開催し、15万人以上が集まる一大イベント「宇都宮餃子祭り」は今年もコロナ禍により2年連続の中止となってしまい、代替事業を検討しています。宇都宮餃子のブランド発信や消費喚起を目指し、新たな手法を積極的に取り入れたいと考えているそうです。

コロナ禍への対応は三者三様ですが、日本一を目指す宮崎市、浜松市、宇都宮市の戦いは後半戦に入り更に熱くなりそうです。