習い事はゲーム

子どもの習い事は水泳、ピアノ、バレエ等が定番ですが、最近はゲームの習い事もあるそうです。

「野球やサッカーの教室はあるのにゲームはない。不思議だった」と語るのはゲームのレッスンサービスを手がけるゲムトレ(東京 渋谷) の社長。

「うまくなりたい」という欲求は野球でもサッカーでもゲームでも同じであり、お金を払ってでも上手な人に習いたい子は少なくないそうです。

プロになるためでなく、日々の楽しみのためという子も多く、プロのゲーマーを育てる養成学校とは一線を画しています。

ゲームの難易度が上がり、又、ソフトのデータ容量が大きくなるにつれて複雑な設定や動きが可能となったので、一人で上達するのに限界があり、人から教わる必要性が出てきているのです。

子どもだけではなく20~30代の若年層も多く、「子どもと一緒に楽しむため」「子どもに教えられるように」と親世代にも人気があるそうです。

野球やサッカーが上手な人が尊敬されるように、ゲームが上手な人も尊敬される時代です。

親と子どもがゲームで切磋琢磨して、オンライン対戦で楽しむ。ウイズコロナの一つの楽しみ方かも知れません。