運と適応

成功している人の多くは運に恵まれて、そのチャンスを逃さずにつかまえている感じがします。ダーウィンの進化論のいう「運と適応」です。

運というのはある程度みんなに訪れるものですが、その好機をとらえてうまくキャッチできるかどうかにその差がでます。

棚からぼたもちが落ちそうな時、その周囲にたまたま居合わせたことが運です。

しかし、棚の近くには他の人たちもいます。

その中で真っ先に気づいて、直下に走って大きい口を開けた人だけが食べることができます。これが適応です。

大きく口を開ける訓練や速く走る練習を繰り返してもその場に居合わせなかったり、もしくは練習し過ぎて疲れてしまっていたりするとつかむことはできません。

又、周囲に目を配らずにぼたもちが棚から落ちそうになっていることに気づかなかったり、もしくは落ちてから気づくということではつかめません。

ぼたもちを食べた人を見て、上ばかり注目して落ちているお金を見落とすこともあるかもしれません。

運はどんなタイミングでどんな形で訪れるかわかりません。

コロナ禍で価値観が変容する中、今までの成功事例にとらわれずに広い視野でもって世の中をながめていきたいと思っています。