先日、あるクラシックのチャリティコンサートに行った時、石丸幹二さんがオーケストラを
バックに歌っていました。
石丸幹二さんといえば、ミュージカルファンの方ならよくご存知だと思いますが、全国的
に人気が出たのは、「半沢直樹」の浅野支店長役だったのではないでしょうか?
実際、石丸幹二さんは浅野支店長役をして以来、街で声をかけられることが多くなった
そうです。
その石丸幹二さんの歌がびっくりするくらい上手いのです。
それもそのはず、劇団四季で長い間、主演を務めてらしたので歌唱力と演技力はお墨
付きなのです。
経歴をみると、東京音大でサックスを学び、東京芸大で声楽を学んだあと、ミュージカル
の世界に入ったので、音楽的な実力は若い頃からそなわっていたのだと思います。
浅野支店長役でブレイクしてから、石丸さんは歌もうたうのだとよく言われたそうですが、
音楽関係が本職で俳優業は副業なのです。
それは「半沢直樹」で金融庁の黒崎役の片岡愛之助さんが本職は歌舞伎役者なのに、
愛之助さんは歌舞伎もするのですねと言われて困ってしまったというエピソードに似てい
ます。
本業と違う分野でブレイクして有名になるというケースが、今後も増えるのではないかと
思っています。