ヒッチハイク

先日、大阪の本社前の国道で片手を上げて、走っている車に何やらアピールしている人
を発見しました。
タクシーを拾おうと思っているのかなと思いましたが、少し様子が違います。
少し近づいてみると、右手の親指を立てて、左手にダンボール片を持っています。
もしや、これは・・・ まさか、そんなはずはない・・・
様々な思いが錯綜する中、確かめるためにその人の前に回り込みました。
なんと、左手に持ったダンボール片には 「和歌山方面」 とマジックで大きく書かれてあっ
たのです。
これは間違いなく 「ヒッチハイク」 だと確信しました。
しばらくすると、車が停まり、何やら交渉しています。
遠くから見守っていただけなので詳細はわかりませんが、その人が後部座席に乗り込ん
でいきました。
ヒッチハイク成功です。
思いがけない光景が、本社玄関前で繰り広げられました。
私たちが思っている以上に、街はグローバルに進化していっているのだなと、実感した瞬
間でした。