街の中で、偶然知り合いに会った時に名前が思い出せない事がたまにあります。
顔ははっきりと覚えているけれど、どこの誰だかわからない・・・
ぎこちない会話になってしまいます。
年齢を重ねると、知り合いの数は膨大になります。
仕事関係、友人、家族の知り合い、よく行くお店の人等、知り合った関係性だけでも思い
出せばなんとかなりそうなのに、街で偶然会うと、どの関係の人なのか全く思い出せない
ことがあります。
人の顔や名前以外でも情報の数は無限に広がっています。
若い頃は比較的すんなり覚えられ、かつ思い出せたのに今では思うようにいかないこと
も多いです。
ある知人が言っていました。
「一つ覚えたら、一つ忘れる。脳内トコロテン。」
ほう・・・そういうことか。
それを逆手にとって、いい記憶を一つ増やしたら、悪い記憶を一つ消却する。
もし、そういう事ができたら、いつかはいい記憶だけになり、悩みや苦しみから解放され、
世の中がもっと平和になるのではと思ったりします。