不機嫌なプールサイド

先日、今年初めてプールに行ってきました。

その日もうだるような暑さで、プールも人が多く大盛況でした。

プールサイドのカフェに行くと、皆一様に不機嫌モードでした。その理由はすぐに
わかりました。

「ほとんど料理が来ていない・・・」

お客さんは店員を呼びつけ、クレームを言い始めます。

謝る店員、てんてこ舞いの厨房、混乱する店内、そのような状況でオーダーミス
等が発生し、混乱に拍車をかけます。

そこで信じられない光景を目にしました。

一番奥のテーブルの熟年グループが喰い逃げしたのです。

もちろん喰い逃げする瞬間を見たわけではないのですが、山ほど飲み喰いした
あげく誰もいなくなっていました。

店員さんがポツリと「喰い逃げされたようです」と言っていました。

いい年をした大人が混乱に乗じて喰い逃げしようとする発想がなんとも情けない
思いです。

店側もクイックメニューを増やすとか、店の出口に人を張り付けるとか、改善する
ポイントはいくらでもあるような気がしますが、年に数回あるかないかの大混雑に
常時用意をしておくわけにもいきません。

私も学生の頃、海の家でバイトをしたことがあるので、そのへんの事情は理解で
きます。とにかく、ヒマな時と忙しい時の差が激しすぎるのです。

この教訓を糧にして次回、プールに行く機会があればしっかりと腹ごしらえして出
かけたいと思います。