今日的まつり

先日、日本三大祭の一つである天神祭が大阪でありました。

それと前後して、地元の夏まつりもいたるところで開催されています。

私も小学生のころは、みこしの上でたいこをたたいていました。その理由はジュー
スがただで何本ももらえるという単純なものでした。

当時は、同様の理由で参加していた子供も多く、地域の人も多数参加していたの
でそれなりに盛り上がっていたような気がします。

今は少子化のせいか、ジュースぐらいでは反応しないのか、子供の数が少ないよ
うです。

又、みこしも時代の変化に合わせて変わってきているようです。

通常は人が担いだり、台車にのせて人が引っ張るというものだと思いますが先日、
近所で見たものはトラックの荷台にのっていました。

トラックの荷台にたいこがあり、子供たちがたたいていました。はっぴを着たまつり
関係者も荷台にのっていました。

一応、トラックの正面にちょうちんが掲げてあり、まつりムードを出そうとしています
がどう見てもトラックに見えてしまいます。

その前には先導車の役割の乗用車が2台、最後尾も警備のためか乗用車があり、
みこしの車列が低速で街を走っていました。

たいこの音や、まつりのかけ声は昔とあまり変わらないのに、みこしの車列には違
和感を感じてしまいます。

20年後には、違和感が常識となっているのかわかりませんが、まつり自身が消滅
していくよりはずっとましだと思います。