先日、アラフォー世代をターゲットとしたFM放送を偶然聴きました。
その番組は、モーニング娘の新垣里沙ちゃん(21歳)とアラフォーのベテラン女性DJ
がMCを務める10時間の生放送だったのですが、聴いているうちにハマってしまい、
思いがけない楽しい時間になりました。
いろいろな人がゲストとして登場し、自分の思い出の曲をリクエストし、その時代を
語るといった極めてシンプルな内容なのですが、私も含めたアラフォー世代はあの
夢のようなバブル時代の若者であったのでゲストやDJの話にはとても共感をおぼ
えました。
音楽はチャゲ&飛鳥、松田聖子、荒井由美(松任谷由美ではなく)、米米CLUB等、
なつかしい歌のオンパレードです。
気のせいか、その当時の曲は勢いがあり、パワフルであったように感じます。
音楽シーンの中でもエイティーズと呼ばれる1980年代のアーティストは、最近の若
い人たちの間で注目されているそうです。
そういえば、若い人たちと話していて意外な発言を耳にしました。
若い人 「この曲、エイティーズですよね・・・」
私 「こんな曲よく知ってるね」
若い人 「僕、けっこう好きなんですよ。ナツメロが・・・」
私(心の声)「ナツメロとちゃうやろ!ナツメロというのは田端義夫とか橋幸夫とかの
懐かしのメロディのことやで」
と言いたかったのですが止めました。
その若者にとっては親の世代ではやっていた懐かしのメロディ、すなわちナツメロな
のですから・・・。
多分、数年後にはこう言っているかも知れません。
「年寄り扱いしたらあかんで、まだまだ若い者には負けへんからな」
20数年前に諸先輩から聞いた言葉です。
歴史はこうゆう風に繰り返されていくのかも知れません。