シウマイ恵方まん

節分に恵方巻を食べる文化は日本全国に定着した感じがあります。

元々は大阪で巻き寿司を丸かぶりして食べる習慣でしたが、あれよあれよという間に全国に広まりました。

その影の立役者はコンビニです。

1998年にセブンイレブンが「丸かぶり寿司 恵方巻」を発売して以降、イベント好きな国民性と寿司を売りたい商売魂がうまくかみあって、節分に恵方巻を食べる習慣は日本全国に根付きました。

今はロールケーキなど、寿司以外にも広がっているらしいのですが、私が注目しているのは崎陽軒の「シウマイ恵方まん」です。

崎陽軒は関東で大人気のシウマイを作っている会社ですが、「シウマイ恵方まん」 はシウマイのあんを中華まんの皮で巻き、ロール状に仕上げた恵方巻だそうです。

食べたことないですが、味は想像でき、ハズレなしの安定のうまさだと思います。

ただ、一昨年の登場以来、大変な人気で毎年受注ストップとなっているそうです。

もし来年も「シウマイ恵方まん」を販売してくれるのなら、事前に予約をして食べてみたいと思っています。

今から来年の節分が楽しみです。

ある社長のダイエット

1月はいろんなところで新年会が催されます。

久しぶりにお会いする方も多く、話が盛り上がります。

私     「A社長、お久しぶりです。あれっ、お痩せになられました?」

A社長   「そう、コミットしたんです。」

私    「ライザップですか?」

A社長   「ライザップではないが、3ヶ月で7㎏痩せたよ。」

聞くと、そのダイエット法は食べる前に食事のメニューの写真を送り、そのアドバイスを受けるというものでした。

はじめのうちは、そのアドバイザーも優しいのですが、だんだんとそれはダメ、次はこんな物を食べろと厳しくなっていくそうです。

そのアドバイスを忠実に実行すると痩せたそうです。

具体的なメニューは、まず野菜を満腹感の50%ぐらい食べて、次に肉、そして最後に炭水化物を少々、デザートもOKだということでした。

ほうほう、それなら無理なく痩せられそうですねと話が盛り上がったのは立食パーティの直前でした。

ローストビーフがおいしいと評判のホテルだったのですが、A社長が見てるのにいきなりローストビーフを食べてしまうと話を聞いてないと誤解されてしまいます。

せっせと野菜を選び、なぜかA社長にお伺いを立てる雰囲気に。

私     「こんなもんでいいですか?」

A社長   「そうそう、いいよ。でもそのポテトサラダは炭水化物だからね。」

バイキング形式で食べ物のカロリーと成分を考えながら選ぶのは結構つらいです。

でも、おかげで考えながら食べることの重要さを学んだような気がしました。

えべっさんのおみくじ

商売の神様 えべっさん、関西の人にはおなじみでも関西以外の人にはあまり知られていないようです。

えべっさんとは恵比寿様を親しみやすくした呼び名で、七福神の一人です。

耳が大きく福々とした笑顔が魅力のチャーミングな神様です。

釣り竿と鯛を持っているので漁業の神であったのですが、今は商売繁盛の神として関西では絶大な人気を誇っています。

えべっさんの祭りは、毎年1月9日~11日に行われ、関西では正月よりも盛り上がる祭りだと言われています。

今年は、3連休と重なり例年以上の人出であったそうです。

私も毎年の恒例行事として、本社近くにある今宮戎神社にお参りに行ってきました。

お参りをして、おみくじを引き、縁起物を買ってきました。

おみくじの結果は吉。

そして運勢欄には「生産に携わっている人は今年はいい運勢です。ただし正しい心を持てば。」と書いてあるではないですか。

決して邪悪な心を持つつもりはないですが、お客様をはじめ仕入先、社員の皆さんに誠心誠意尽くすことが使命であると告げられた感じがしました。

今年一年、正しい心を持って仕事に励んでいきたいと思います。

ヨガ&座禅in建仁寺

京都の建仁寺でヨガと座禅のイベントに参加してきました。

秋の京都で美しい庭園をみながらのヨガと座禅は大変心地よいものでした。

日頃の運動不足のせいで、60分のはじめてのヨガは少々身体にはきつかったですが、呼吸を通して大地と身体がつながる感覚を感じたとき、なんとなく世界の人々を魅了する理由がわかりました。

そのあとの座禅は副住職さんの興味深い法話付き。

座禅とは、ただそこに座ること、呼吸を通して身体の隅々に耳を傾ける。

無理に心を無にする必要もなく、体がゆれても構わない。

ただ座る、志願すれば竹刀のような棒で喝!を入れてくれます。

いざ始まると、喝を入れてもらおうか、でも痛そうだしという煩悩が頭の中で一杯になりだしたので早々に志願して喝を入れてもらいました。

これが予想以上に痛く、悶絶しそうでした。

その後は全身が耳になったようで、風に揺れる木々の音、鳥たちの声、遠くできこえる鐘の音、自然の中で生かされているという実感を覚えました。

心身のリフレッシュには最高のイベントでした。

天空の蜂

江口洋介と本木雅弘が出演している映画 「天空の蜂」 を観ました。

まず、びっくりするのが東野圭吾氏がこの原作を発表したのが20年も前のことだということです。原発は絶対に安全であると思われていた頃です。

そしてこれが映画化された今という時代は、人々の心にその中心的なメッセージを伝えるには最適な時代であるということのめぐりあわせ。

20年前では誰の心にも響かなかったでしょう。

原発反対のテロリストは、遠隔操作により巨大ヘリを原発上空にホバリングさせ、日本中の原発を停止させるように要求します。

燃料切れの墜落までのタイムリミット8時間の中で手に汗にぎる迫力あるストーリーが展開されていきます。

便利で快適な生活を営む上で欠かせない電力。

その電力を作る原子力発電所が抱える問題は3.11以降、人々の心の中で最適な解決策がみつからない不安感を増大させていきました。

犠牲になるもの、排出されるものに目を背け、不安をまぎらわせるために考えることを止めてしまう。

「蜂に刺されないと痛みがわからない」 という犯人の言葉が心に残ります。

メッセージが痛いほど心に刺さる映画でした。

懐かしの味 ナポリタン

ナポリタンはスパゲティにたまねぎ、ピーマン、ソーセージのうす切りなどを入れ、ケチャッ
プで炒めたものです。
昔は喫茶店や軽食堂の定番メニューでありましたが、最近ではナポリタンを提供するレス
トランはほとんど見なくなりました。
そんな中、東京のJR浜松町駅前にナポリタンのみで勝負する店があります。
メニューはナポリタン並、大盛、ジャンボの3種類のみ。
並でも400gもあるボリュームで、大盛600g、ジャンボ800gという量の違いのみのシン
プルさです。
お店は繁盛していて、お昼時には行列が絶えません。
厨房には黙々とナポリタンを作る人2名と、ひたすらケチャップで焦げついたフライパンを
洗う人1名がマシンと化して働いています。
お客さんはほとんどが30代から50代の男性客で、子供の頃味わった懐かしさを求めてや
ってくるのだと思います。
味も昭和風でアルデンテではなく、ゆできったブヨブヨ麺に定番のケチャップ味、好みで粉
チーズやタバスコをふりかけて食べます。
盛りつけ皿は、昔の喫茶店でよくみたシルバーの皿です。
都心のど真ん中で働いている企業戦士のひとときの休息。
昔を懐かしむ気持ちに浸りたいならオススメです。

犬の振り見て我が振り直せ

我が家の愛犬が7月で10歳になりました。

犬は人間よりも7倍早く歳をとると聞いていたので、人間でいうと70歳くらいかなと思ってい
ましたが、実は調べてみると小型犬と大型犬では違うらしいのです。
我が家の愛犬はトイプードルなので小型犬です。
小型犬は最初の2年で24歳になり、その後は1年に4歳ずつ加算していくらしいので
24+(10-2)×4=56歳となります。
そう思うと、それほど老犬ではないので安心しました。
しかしながら、ここ1~2年は夏の散歩のあとはバテていたり、食べ物を誤飲したりすること
が多いなと思っていました。
「あんまり無理したらあかんで。もう若くないんだから・・・」 と思わず声をかけようとしました
がやめました。
なぜか自分に言っているみたいな気がして・・・
自分自身も若い時と比べて、疲れがとれにくくなったり、無理がきかなくなっているような気
がします。
もう一度、愛犬をじっと見てみます。
つぶらな瞳の奥に少年のような光が見えたような気がしました。
「そやな。あんまり年寄り扱いしたらあかんな。気持ちは若くもたなあかんな。」
犬の振り見て教えられたような気がしました。

ハニワ課長

ゆるキャラが大好きなのですが、あまりにも乱立しすぎて、自分の中でのブームが去っ
てきたなと感じておりました。
そんな時「ハニワ課長」が気になりました。
大阪府堺市の広報キャラクターなのですが、存在がとてもシュールなのです。
細身のスーツ姿に頭は埴輪。
年齢は1600歳ぐらいで未婚。
あきれると埴輪にちなみ「開いた口がふさがらない」「目が点になります」と言い、怒ると
「焼きを入れたい」と言い放ちます。
顔から表情が読み取れない分、言葉での感情表現が際立ちます。
堺市は仁徳天皇陵などの古墳がたくさんあり、百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登
録を目指しています。
そのPRに抜擢されたのが「ハニワ課長」
竹山市長は「古墳時代から受け継いだ知識や経験を生かしてがんばって」と激励してい
るが、ハニワ課長は「自身の質が低く、堺市の古墳の尊厳を損ねるかもしれない」と、で
きるだけ露出はしたくないと殊勝なコメント。
ブレイクするのか注目しています。

今日から君は噴水だ!

ある日、熱血指導で有名な松岡修造氏が、ロシアのサンクトペテルブルクにある噴水を
みて思ったそうです。
「この噴水は出し切っている。喜びも悲しみも楽しさも悔しさも・・・すべてを一所懸命出し
切っている」と。
そこで指導する時に
「自分らしく生きられてないのか?自分を出し切れてないのか?」
「この噴水を見てみろよ!キラキラと輝いているだろう」
「今日から君は噴水だ!」と熱く語るのです。
噴水をみてここまで熱く創造的に物事を擬人化して考えられる人は、松岡氏以外にはい
ないと思います。
そんな時、なにげなく日本のある噴水をみて思いました。
「出し切ってない」 中途半端で、出したり止まったり。
「もっと思い切って勢いよく出さなあかんで」
松岡氏の言葉に感化されている自分を発見し、心の中で叫びました。
「今日から私は噴水だ!」

火花

お笑い芸人 ピース又吉さんのベストセラー小説「火花」を読みました。
なぜこの作品が「文学界」を史上初の大増刷に導いたのかと興味を持っていたのです
が、読んでみて深いナゾが解けたような気がしました。
人見知りの芸人・徳永と天才肌の芸人・神谷の友情物語であるのですが、売れない芸
人達の空気感や無力感が実によく感じられました。
筆者のていねいな文章、細部にわたる鋭い観察眼、心理描写の繊細さには驚くべきも
のがあり、私の頭の中で描写されている情景がリアルに再現されていました。
この人は、文章の天才だと思います。
又吉さんによると、登場人物に特定のモデルはなく、複数の芸人仲間を参考にしたそ
うです。
もちろん自伝小説でもないそうです。
映画化の話も早々に出ているそうですが、読者の世界観と映像のギャップを生むので
はないかと心配しています。
キャスト選定も悩むところです。
ヒットを狙う商業主義に走るのか、小説の世界観を忠実に再現するのか、注目していき
たいです。