飲みニケーションという言葉に代表されるように、企業から大学サークルに至るまで潤滑油としての酒の役割は大きいです。
しかし、酒を飲まない、飲みたくない人にとって酒の場は苦痛です。
酒を飲まない人たちのことを最近では「シラファー」(しらふの変形) と呼ぶらしいのです。
シラファーを中心に飲めなくても楽しめる場を作りたいというムードが高まってきています。
新たなノンアルコール文化です。
ノンアルが普及し始めたのは2009年。道交法改正に伴う飲酒運転の罰則強化を受け、ノンアルコールビールが発売されました。
あくまで飲める人の代替品であったのがですが、次第にノンアルそのものを楽しむ商品が開発されてきました。
酒を飲めない、飲まない人は約4000万人といわれ、実は潜在需要はとても大きいのです。
2021年7月には東京秋葉原にノンアル飲料を提供する「LOW NON BAR」がオープンしました。
ダイヤモンドカットした氷を入れたカクテル、オーガニックの白ブドウを搾ったワインなどをそろえ、雰囲気もバーそのものです。
ノンアル市場のこれからに注目です。