ゴミを拾いながらジョギングする北欧発祥のスポーツ「プロキング」が名古屋で広がっているそうです。
プロキングはスウェーデン語の「拾う」と英語の「ジョギング」を組み合わせた造語だそうで、登山愛好家の常田英一朗氏らが北欧から取り入れ、日本で広めようと活動しています。
常田氏は「ゴミを拾うためにしゃがみこむことでジョギングの1.2倍のカロリーを消費する。参加者が協力しながらゴミ拾いをして新たな交流も生まれる」と効果を説明しています。
名古屋市は2020年10月より定期的にプロキングのイベントを開いており、徐々に人気が高まっています。
「会話をしながらゆっくりと走れて社会貢献もできて心地よい」
「ただ走るだけじゃなくて、ゴミ拾いが加わるだけで走る苦しさが薄れる」と参加者の反応も上々です。
約1時間のプロキングで45キロのごみが集まるそうです。
市環境局の担当者も「決まった人にゴミ拾いをしてもらうよりはスポーツにすることでいろんな人が参加できる。ごみを捨ててはいけないという意識にもつながる」と言っています。
スポーツをしながら社会貢献ができるので全国的にヒットするのではないかと思っています。