ムダな時間

日常生活の中におけるムダな時間は大きく分けて3つあると言われています。

「悩んでいる時間」「探し物をしている時間」「後悔している時間」です。

それら3つの時間を最小限にすると効率よく有益な時間を過ごすことができるというのです。

「悩んでいる時間」についてですが、私たちは物事の判断に関して時間をかけた方が良い判断ができると考えがちです。しかし実はかけた時間と判断の中身は関係がないのです。判断に大切なのは時間を長くかけることより適切な情報を取り入れ集中して考えることなのだそうです。

「探し物をしている時間」についてはモノを減らし、整理整頓すればかなりカットできるということです。

最後の「後悔している時間」についてです。過去の失敗を思い出して落ち込んだり自分を責めたりすることは、脳の注意力を散漫にするといいます。これは完結していないものの方に興味が引かれてしまうという脳の現象から来るもので「未完了だから」気になってしまうというのです。

つまり一度区切りをつけて終わりにすることが必要なのです。「もう、これでおしまい」と自分に言いきかせ、後悔の時間を終わらせるのです。

このようにムダな時間について考えると、一日のうちでこの時間はムダだった、この時間は有益だったと考えるようになります。

そうなるとこれはムダな時間になりそうだと考えた時に、素早く違う行動に移せるのではないかと思います。